環境
-
ＥＵ、大型車両の排出削減目標で暫定合意
欧州連合（ＥＵ）理事会と欧州議会は１月18日、ＥＵ域内で販売される大型車両の二酸化炭素（ＣＯ２）排出量の規制改正案で暫定合意した。排出量を2040年に19年比で90％削減するとした欧州委員会の当初の提・・・ -
セルビア、リチウム鉱山開発再開へ協議検討
セルビアのブチッチ大統領は１月17日、西部ロズニツァ（Loznica）近郊のジャダール（Jadar）・リチウム・ホウ酸塩鉱床の開発再開を巡り、英豪資本の資源大手リオ・ティントと協議することを検討してい・・・ -
ブリッジ・オブ・ウィアー、新デザイン施設開設
英国の皮革メーカーのブリッジ・オブ・ウィアー（Bridge of Weir）・レザー・カンパニーは、イングランド中部ウォリック（Warwick）に先進デザインスタジオを開設したと発表した。数百万ポンド・・・ -
ＥＶ所有、自宅での太陽光発電を後押し＝米調査
電気自動車（ＥＶ）所有者のソーラーパネル設置率が高いことが、米エネルギー省・国立再生可能エネルギー研究所（ＮＲＥＬ）の調査で分かった。ＥＶを持っていない人では８％だったのに対し、ＥＶ所有者では25％に・・・ -
クリマトル、大型ＥＶの電費予測改善へ
スウェーデンのソフトウエア開発会社クリマトル（Klimator）は１月15日、重量物輸送分野の大手企業と大型電気自動車（ＥＶ）の電費予測の改善に向けた共同プロジェクトを立ち上げたと発表した。昨年12月・・・ -
トラックのボルボなど３社、廃木材で建機充電
米国の農業機械メーカー、エア・バーナーズは、トラックで欧州最大手のボルボ（スウェーデン）の建設機械部門および英国の航空エンジン大手ロールス・ロイスと共同で、廃木材を燃料にして電動車両を充電するポータブ・・・ -
ボッシュ、電動建機の熱管理でモディーンと提携
ドイツの自動車部品大手ロバート・ボッシュの子会社で、油圧機器などを手がけるボッシュ・レックスロス（Rexroth）は、電動の建設機械の熱管理で米国の熱管理システムメーカー、モディーン（Modine）・・・・ -
内装用ＰＥＴ市場が活況＝ベルギー社が新製品
ベルギーの床材メーカー、ボーリュー（Beaulieu）・インターナショナル・グループ傘下で長繊維かさ高加工糸（ＢＣＦ）の開発・製造を手がけるＢ.Ｉ.Ｇ.ヤーンズは、同社の自動車用カーペット向けバージン・・・ -
フランス、高排出の大型車への課税を強化
フランスで今年初めから、二酸化炭素（ＣＯ２）排出量の多い比較的大型の車への課税が強化された。車両登録時に適用されるもので、人気の低価格モデルを含む多くの内燃エンジン（ＩＣＥ）車が対象となる。 走行距離・・・ -
シネティックとアライ、廃ＥＶ電池の活用で提携
米国の自動車オークション会社ＩＡＡホールディングス傘下で自動車のリサイクルを手がける英国のシネティック（Synetiq）は１月８日、分散型エネルギー貯蔵システムの開発企業である英アライ（Allye）・・・・ -
ＢＹＤのハンガリー工場建設、地元民反発
中国の電池・自動車大手ＢＹＤ（比亜迪）が電気自動車（ＥＶ）の組立工場を建設する予定のハンガリー南部セゲド（Szeged）で、地元住民らが反発している。工場建設に伴う道路の延伸に加え、騒音や水質汚染が懸・・・ -
ポルシェ、欧州で現行「マカン」の販売中止
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）の高級スポーツカー部門ポルシェは、スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「マカン」の現行のガソリン車モデルについて、欧州での販売を、当初の計画より早く来春に終了す・・・ -
ヴァレオとステランティス、車載カメラを再生
フランスの自動車部品大手ヴァレオは、中部ヌベール（Nevers）で運営する電子部品のリサイクル施設で、欧米自動車大手ステランティス向けにフロントガラス搭載型ビデオカメラの再生品の生産を開始したと発表し・・・ -
仏、ＥＶ補助金の対象モデル発表＝中国外し
フランス政府は12月14日、新たな電気自動車（ＥＶ）購入の補助金の対象となる車両のリストを発表した。22ブランドの78モデルが選ばれたが、事前の予想通り、中国で生産されている車両は大半が除外されている・・・ -
スカニア、バイオ燃料用の新型エンジン発表
ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）傘下のトラック大手スカニア（スウェーデン）は12月８日、新型のバイオガス用エンジンを開発したと発表した。従来比で燃費が５％向上。長距離運行に適したモデルとし・・・ -
コンチネンタル、レース用タイヤを再利用
ドイツのタイヤ・自動車部品大手コンチネンタルは12月11日、レース用タイヤから回収したカーボンブラックを、ソリッドタイヤ（中実タイヤ）の生産に使用していることを明らかにした。 同社は、昨年のシーズンに・・・ -
オートノイム、新素材「プロピラット」発表
スイスの自動車部品メーカー、オートノイム（Autoneum）は、リサイクル原料を多く含むサステナブルな新素材「プロピラット（Propylat）」を発表した。 これは綿、ジュート（黄麻）、亜麻などの天然・・・ -
石油需要のピーク予測、ＥＶ普及で早まる
気候変動の防止に向けた化石燃料の消費削減が難航する中、電気自動車（ＥＶ）の世界的な普及に期待が集まっている。ロイター通信が12月６日伝えた。 各種の予測によると、世界の石油消費量のピークは、ここ数年の・・・ -
植物由来レザー使用を＝元自動車デザイナー提言
自動車メーカーが電気自動車（ＥＶ）の環境負荷の低減を図る方法の一つに、内装へのビーガン素材の活用がある。だが現時点でノンレザーのオプションを提供しているのは、米ＥＶ大手テスラやフィスカーといった新興企・・・ -
欧州自動車各社、電池素材の２割も確保できず
欧州市場で活動する自動車メーカーは全体として、2030年までに必要となるバッテリー材料の16％しか確保できていない――。ベルギーの環境団体トランスポート＆エンバイロメント（Ｔ＆Ｅ）が12月４日公表した・・・
