最新カーテクノロジー見聞録
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ドイツでレベル４自動運転が法制化
日本は昨年、世界に先駆けて「レベル３」の自動運転を実用化した。といっても、高速道路の渋滞時に時速50キロメートルまで、という条件付きだが。ドイツでは今年５月に「レベル４」（高度自動運転）の自動運転車が・・・ -
電動キックボードの推進に異議あり
日本の公道に新たなモビリティーが登場し、危険性が高まりつつある。それは電動キックボードのことだ。キックボード自体は使い方を限定すれば、とても便利で楽しいモビリティーであるが、日本の法解釈ではあくまで遊・・・ -
個人向けの空飛ぶクルマは幻想か
日本航空（ＪＡＬ）が空飛ぶクルマを2025年に事業化することを決めたらしい。空港と観光地を直接結ぶ移動サービスを計画しているそうだが、とても採算が取れるとは思えない。（高根英幸） ヘリコプターより安く・・・ -
政府支援が少な過ぎる日本の半導体産業
今年初めに筆者はこのコラムで、コロナ禍に伴う自動車業界の半導体不足について書き、日本の産業界が半導体の確保に乗り出すべきと締めた。実はその後、他誌で半導体の国産化といった課題など、もう少し踏み込んだ提・・・ -
水素エンジンの可能性やいかに
先日、いすゞ自動車とトヨタ自動車の再提携が発表されたことはご存知であろう。15年前にも両社は資本提携を結んだものの、研究開発（Ｒ＆Ｄ）の分野で目立った実績を残せないまま、３年前に解消したばかりだった。・・・ -
エンジン車は本当に無くなるのか
クルマは全てＥＶにして、家庭や企業は蓄電池を備えて、再生可能エネルギーの不安定な電力を安定化させる。そんな社会が理想だと本当に思っているのであれば、それは電力会社に踊らされていると気付くべきだろう。（・・・ -
ＥＶによって自動車産業の雇用が失われる？
最近の電気自動車（ＥＶ）推進論の極端さにやや辟易（へきえき）している。まず断っておきたいのは、筆者はクルマが好きで、特にガソリンエンジンのマニュアルトランスミッション（ＭＴ）車を運転することが好きな、・・・ -
トヨタに続いて出光が超小型モビリティーに参戦
昨年12月、トヨタ自動車がかねて市場投入することを明言していた超小型モビリティー「C+pod（シーポッド）」が発売された。超小型モビリティーのこれまでの経緯も含めて、拙稿で以前紹介したことが現実になっ・・・ -
半導体不足で泣きっ面に蜂の自動車メーカー
2020年前半はコロナ禍により、主要自動車メーカーが軒並み減産・減収となった。しかしクルマでの移動が感染対策にも有効なことから、後半に入ると反動で需要が高まり、一気に業績を回復したところも多かった。（・・・ -
東京都が30年に純エンジン車の販売禁止？
報道を聞いて驚いたのは、筆者だけではないだろう。国土交通省の成長戦略会議で「2030年代半ばに純エンジン車の販売禁止を検討している」という情報がスクープされたことではない。その数日後になんと、小池東京・・・ -
急速に開発が進むインターフェース
クルマのダッシュボードやコンソール周りのインターフェースが、このところ急速に変貌しつつある。アナログのメーターは減り、液晶モニターに速度やエンジン回転数の情報を表示したり、アナログメーターを表示する、・・・ -
オンラインとリアル会場が混在する展示会
10月に入り、少しずつリアルワールドでのイベントが開催されるようになってきた。われわれの業界で言えば、新車の試乗会は１回の規模を縮小して、開催期間を長く取ったり人数を制限したりするようになってきている・・・ -
超小型モビリティーがひそかに進行中
昨年、東京モーターショーを話題にした拙稿でも触れたマイクロＥＶが、いよいよ日本の道を正式に走れることになった。国土交通省が９月１日、道路運送車両法施行規則などの一部改正を行ない、超小型モビリティー（マ・・・ -
微細藻類と食廃油由来の画期的なバイオ燃料
電気自動車（ＥＶ）は走行中に二酸化炭素（ＣＯ２）を全く出さず、エンジン車は化石燃料を使うので大気中のＣＯ２を増やしてしまう－－。そんなエコ論争に逆転ホームランを打てそうな画期的なプロジェクトが始まった・・・ -
空飛ぶクルマは実現するか
先日、筆者が所属する日本自動車ジャーナリスト協会（ＡＪＡＪ）とスカイドライブ（SkyDrive）のオンライン勉強会が開催されたので参加した。スカイドライブは、トヨタ自動車の調達担当だった福澤知浩代表が・・・ -
あおり運転厳罰化で交通トラブルは減少するか
３年前、高速道路上であおり運転の末に強制的に停車させられたことが原因で、後続のトラックに追突され死亡事故が起きたことは記憶に新しい。これを発端とし、その後もさまざまなあおり運転の被害が報道され、逮捕者・・・ -
日産の巨額赤字に思う
コロナ禍であらゆる産業が打撃を受けている中、自動車産業の代表的存在ともいえる日産自動車が、衝撃的な決算発表を行なった。2020年３月期は何と、6,712億円の大赤字。すでにご存知の方も多いだろうが、こ・・・ -
アフターコロナはサプライヤーに大変革を起こすか
欧州や北米では、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的としたロックダウンが解除され始めた。「あれだけの死者を出して、まだ収束していないのに」と、解除を不安視する慎重派もいるが、これ以上続けて経済と市民・・・ -
コロナ終息後は自動車業界にとってチャンスになるか
世界中で自動車関連企業が苦境に立たされている。言うまでもないことだが、新型コロナウイルスの感染拡大が原因だ。クルマの販売台数が落ち込んでいるだけでなく、中国の部品工場の稼働がストップしたり輸出が制限さ・・・ -
低速車両と物流業界で先行する自動運転の導入
この４月からいよいよ、茨城県境町で低速自動運転バスの事業化がスタートする。ソフトバンクの子会社ＳＢドライブがこれまで全国で行なってきた実証実験の、路線バスへの適用が実現するのだ。（高根英幸） 物流業界・・・
