自動車大転換を読み解く
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ソニーのコンセプトカーに志を見た
年明けに米国ラスベガスで開催された家電見本市「ＣＥＳ」で、ソニーが「VISION-S」と名付けたコンセプトカーを出展した。ソニーはデジタルカメラ用に開発した技術などを基に、自動車センサー事業への参入を・・・ -
モービルアイ：自動運転実現に向けた不退転の意思
モービルアイ（Mobileye）・ジャパンが12月、東京都内で事業説明会を開いた。モービルアイは1999年にイスラエルで設立され、現在は米半導体大手インテルの傘下。カメラ（イメージセンサー）とソフトウ・・・ -
テスラ３に試乗、その出来栄えに驚き
米国の電気自動車（ＥＶ）メーカー、テスラの量販車種「モデル３」の販売が、日本市場でも始まった。2016年に米国で予約が開始された同モデルは、それまでの「モデルＳ」や「モデルＸ」のほぼ半額で買えることも・・・ -
四輪操舵の新たな可能性
前輪に加え、後輪を操舵することによる四輪操舵（４ＷＳ）は、1980年代に日本で盛んに開発され、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの各社から、それぞれ製品として世に送り出された。その中で、前輪と同じ向きの・・・ -
ＪＡＲＩが整備したJtownとは
運転支援から自動運転の実現へ向け、よりいっそう重要になってくる課題といえば、自車と外界との関係ではないだろうか。すなわち、歩行者など他の通行者との関係や、天候の変化など自然界との関わりだ。もちろん、人・・・ -
「レベル２」自動運転の実態と評価
運転支援機能について、その水準を「レベル２」とするか「レベル３」とするかで、運用の要件は大きく変わる。レベル２までは、あくまで運転者が運転の責任を負う。レベル３になると、通常の走行状況では自動運転化さ・・・ -
バッテリー再利用に挑む日本企業
日産自動車の電気自動車（ＥＶ）「リーフ」の初代モデルで使用済みのリチウムイオン電池（ＬＩＢ）を再利用する会社として、Ｌ‐Ｂエンジニアリングジャパン（横浜市）が2018年に設立された。創業したのは、日産・・・ -
タイムズ24のＥＶカーシェア導入に注目
時間貸し駐車場の大手であるタイムズ24が運営するタイムズカーシェアに、100台の電気自動車（ＥＶ）を導入するとの発表があった。採算を含めた運営には試行錯誤の余地を残すが、利用者が気軽にＥＶを体験できる・・・ -
井上眞人による電動三輪車の開発
日産自動車で電気自動車（ＥＶ）「リーフ」の初代モデルのチーフデザイナーを務めた井上眞人は、現在、イタリア・トリノのＩＡＡＤ（Istituto d’Arte Applicata e Desi・・・ -
トーンダウンしたＦＣＶ開発
今年４月初旬に、日本の経済産業省が「電動車活用社会推進協議会」を立ち上げた。自動車メーカーのみならず、エネルギー企業、ＮＴＴ、ヤマト運輸、日本郵政など30社を超える企業が連携し、電気自動車（ＥＶ）の普・・・ -
ドイツの電動化の方向性に疑問
このところ、ドイツの各自動車メーカーの電動化の動きが目立っている。今年３月半ばには、フォルクスワーゲン（ＶＷ）が、今後10年間で2,200万台の電気自動車（ＥＶ）を生産し、かつ約70種類の新たなＥＶを・・・ -
同乗者の快適性が自動運転の成否を分ける
自動運転の実現に向けて、世界の自動車メーカーは関連技術の開発に忙しい。実際、「レベル２」の段階においても、試運転してみると完成度には開きがあり、それぞれの自動車メーカーの実力や、原価の考え方など、志が・・・ -
運転支援装置で高齢者の免許返納を遅らせられる
日本政府は、高齢者による交通事故増加の実態を受け、2017年から安全運転サポート車の認定を行うことにした。セーフティ・サポートカーおよびセーフティ・サポートカーＳの区分けがあり、それぞれ「サポカー」「・・・ -
電動化は交通事故防止にも役立つ
日産自動車のハイブリッドシステム「e-POWER」が、小型車「ノート」と、ミニバン「セレナ」の売り上げを後押ししている。e-POWERは電気自動車（ＥＶ）「リーフ」の駆動方式を利用したもので、シリーズ・・・ -
目の前の技術論より創造的な提案を
フランスや英国の政府が昨年、2040年までにエンジン車の販売を禁ずる方針を打ち出したことにより、世界の自動車メーカーの電動化への取り組みが急展開した。それから１年半ほど経った今、米国のトランプ政権は、・・・ -
レアアースの使用抑えたモーターの可能性
トヨタ自動車は今年２月、永久磁石式同期モーターの回転子（ローター）に使われている希土類（レアアース）元素のネオジム使用量を減らした永久磁石「省ネオジム耐熱磁石」を開発したと発表した。（御堀直嗣） 電動・・・ -
「イートロン」が示すＥＶの方向性
欧州自動車メーカーの間で、電気自動車（ＥＶ）の投入競争が激化している。メルセデス・ベンツは、「ＥＱ」シリーズの第1弾となるスポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ＥＱＣ」を披露。ジャガーもＳＵＶの「I-PA・・・ -
日本のディーゼル車ブームは本物か
石原慎太郎氏が東京都知事時代の1999年（平成11年）８月から翌年12月まで、「ディーゼル車ＮＯ作戦」が展開されたことを覚えている方も多いだろう。これは、ディーゼルエンジン車の排ガス規制を早期に強化す・・・ -
ＥＶの“仮想発電所”化でエネルギー需給安定を目指せ
昨2017年は、電気自動車（ＥＶ）とプラグインハイブリッド車（ＰＨＶ）を合わせて、世界で100万台が販売されたという。前年比でおよそ50％増えた計算だが、世界の新車販売台数8,605万台に比べれば、1・・・ -
ポスト・リチウムイオン電池は全固体電池なのか
ドイツのフォルクスワーゲン（ＶＷ）が、2025年の全固体電池量産へ向け、米スタンフォード大学発のスタートアップ企業へ追加出資したとの報道が、６月下旬にあった。（御堀直嗣） 全固体電池とは、リチウムイオ・・・
