2022年 欧州経済・政治の注目点

コロナ禍で大きな打撃を受けたユーロ圏でもコロナ前のGDPの水準が視野に入るなど、21年の欧州ではコロナ禍からの回復が進展しました。しかし、エネルギー価格高騰、供給網の混乱、新型コロナの感染再拡大による減速懸念も台頭しており、先行きは引き続き不透明です。

この度のEMBビジネスウェビナーでは、ニッセイ基礎研究所経済研究部研究理事の伊藤さゆり氏をお迎えし、 「2022年 欧州経済・政治の注目点」と題して、コロナ禍の欧州経済の現状を点検し、内外環境の変化に財政・金融政策はどう動くのか、2050年の気候中立化を目指す「欧州グリーン・ディール」と復興基金「次世代EU」の稼働で何が変わるのか、ドイツ新政権の政策運営と仏大統領選挙、英国とEUの新たな関係はどう展開して行くのか、といった切り口から2022年の欧州を展望します。

登壇者プロフィール

  • 伊藤 さゆり

    伊藤 さゆり
    イトウ・サユリ

    ニッセイ基礎研究所経済研究部常務理事

    1987年早稲田大学政治経済学部卒。2005年早稲田大学商学研究科修士課程修了。日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)調査部シニアエコノミストを経て、2001年ニッセイ基礎研究所入社。2019年より現職。早稲田大学大学院商学研究科非常勤講師兼務(2015年度~)。日本EU学会理事(2a017年度~)。主な著作に、『沈まぬユーロ:多極時代における20年目の挑戦』(文眞堂、共著)、『EU分裂と世界経済危機 イギリス離脱は何をもたらすか』(NHK出版新書、単著)、『EUは危機を超えられるか:統合と分裂の相克』(NTT出版、共著)などがある。

フル動画をご覧になるにはログインが必要です。

コメントは受け付けていません。