ブレグジット後の英国と EU~今後の対米・日・中関係を探る
英国の EU 離脱完了から3カ月が経過した現在、英・欧州大陸間の物流の停滞や COVID-19 のワクチン供給問題、北アイルランドでは議定書に端を発する暴動が起こるなど、経済・政治面で大きな振動が続いています。
同時に、米国でのバイデン新政権発足を受け、米欧協力の再建が進められています。一方で、中国との関係では、新疆ウイグルや香港など、人権をめぐる問題が注目を集め、EU は今年 3 月に、米英等と協調して中国に対する制裁を発動しました。これに中国が反発して対抗措置を講じるなかで、昨年末に大筋合意された EU・中国間の投資協定の行方が不透明になっています。EU を離脱した英国は「グローバル・ブリテン」という標語の下、CPTPP(環太平洋パートナーシップ)への参加を申請した他、5 月には英海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベスがインド太平洋に向けて出港予定です。こうしたなかで日本と欧州との関係も進展しています。
この度のEMBビジネスウェビナーでは「ブレグジット後の英国とEU~今後の対米・日・中関係を探る」と題して、こうして目まぐるしく変化する欧州情勢、さらには欧州と米国、日本、中国との関係の現状と展望について解説いたします。
登壇者プロフィール
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鶴岡 路人
英国の EU 離脱完了から3カ月が経過した現在、英・欧州大陸間の物流の停滞や COVID-19 のワクチン供給問題、北アイルランドでは議定書に端を発する暴動が起こるなど、経済・政治面で大きな振動が続いています。
同時に、米国でのバイデン新政権発足を受け、米欧協力の再建が進められています。一方で、中国との関係では、新疆ウイグルや香港など、人権をめぐる問題が注目を集め、EU は今年 3 月に、米英等と協調して中国に対する制裁を発動しました。これに中国が反発して対抗措置を講じるなかで、昨年末に大筋合意された EU・中国間の投資協定の行方が不透明になっています。EU を離脱した英国は「グローバル・ブリテン」という標語の下、CPTPP(環太平洋パートナーシップ)への参加を申請した他、5 月には英海軍の最新鋭空母クイーン・エリザベスがインド太平洋に向けて出港予定です。こうしたなかで日本と欧州との関係も進展しています。
この度のEMBビジネスウェビナーでは「ブレグジット後の英国とEU~今後の対米・日・中関係を探る」と題して、こうして目まぐるしく変化する欧州情勢、さらには欧州と米国、日本、中国との関係の現状と展望について解説いたします。
登壇者プロフィール
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鶴岡 路人