【第1回 欧州グリーンディール】EUのスマートモビリティ戦略と経済安全保障

近年、欧州と中国を筆頭にEVの普及が加速しています。欧州連合(EU)では、現行のタクソノミー委任規則(細則)により、2035年までに内燃機関自動車(ICEV)の新車販売が禁止されます。

ICEVからEVへの転換により、脱炭素化の効果が期待できます。しかし、交通インフラの変革や、市民の生活にも大きな影響をもたらす雇用の面で、具体的な移行経路を産官学連携に基づき共創していく必要があります。また、EUはバッテリーをはじめとして、EVや再生可能エネルギー生産のための部品や原材料の多くを中国、アジア諸国に依存しており、EVシフトは新たな輸入依存リスクをはらんでいます。

この度のEMBビジネスウェビナーでは、経済安全保障と切り離すことが出来ないEVシフトを論じるとともに、欧州新産業戦略が強調している重要な課題「開かれた戦略的自立性」、日EUグリーンアライアンスの強化について解説します。

開催日程
5月24日(火)
英国時間(BST)10時00分
中央ヨーロッパ夏時間(CEST)11時00分
日本時間(JST)18時00分
ウェビナーは約1時間を予定しております。当日の質疑応答セッションでは、皆様からのご質問を取り上げさせていただきますので、ご登録の際にご記入ください。
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欧州グリーンディール・シリーズ

【第2回 欧州グリーンディール】EUのガス市場の脱炭素化と水素戦略

【第3回 欧州グリーンディール】欧州グリーンディールと持続可能なビジネスのルールの構築-タクソノミーとサステナブル・ファイナンス

登壇者プロフィール

  • 蓮見 雄

    蓮見 雄
    ハスミ・ユウ

    立教大学 経済学部経済学科 教授

    専門はEU経済、特にEUのエネルギー環境政策を中心に、EUとロシア、中国、そして日本との経済関係を視野に入れながら研究している。日本EU学会理事、日本国際経済学会理事、ユーラシア研究所事務局長。「NHKクローズアップ現代」、「BSプライムニュース」、「BS-TSB報道1930」などに出演。本ウェビナーの講演内容に関連する書籍として、編著『欧州グリーンディールとEU経済の復興』(文眞堂)などがある。

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