ロシア・ＣＩＳ
-
英、トルコ・ＵＡＥ企業に制裁＝露に武器供給
英政府は８月８日、ロシアのウクライナ侵攻を支援する企業と個人に新たな経済制裁を科すと発表した。ロシアに武器を供給するトルコやアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）、イランなどの企業に加え、スロバキアやスイス国籍の・・・ -
ウクライナ和平協議、サウジで開催＝中国も参加
サウジアラビアの西部ジッダで８月５～６日、ロシアのウクライナ侵攻を巡る和平協議が開催された。中国を含む40カ国超の高官が出席し、ウクライナが提示した同国の領土保全を含む和平案について協議した。具体的な・・・ -
カザフ、イラン経由で農産物輸送＝計画発表
カザフスタン政府は８月７日、イラン経由で湾岸諸国に農産物を直接輸出するルートを整備する計画を発表した。カザフ南西部のクリク（Kuryk）港からイラン北部のアミラバード（Amirabad）港まではカスピ・・・ -
第２回：中東諸国、資源と再エネ「両にらみ」
豊富な資源を武器に飛躍的な経済成長を遂げた中東諸国。その中心であるサウジアラビアとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は近年、気候変動対策でも実行力をアピールしている。再生可能エネルギー分野への投資を拡大しつつ・・・ -
サウジ、９月も自主減産＝露も輸出削減
サウジアラビアは８月３日、９月も日量100万バレルの自主的な追加減産を継続する方針を明らかにした。10月以降も減産を続ける可能性があるほか、減産規模の拡大も示唆している。ロシアもこの日、９月に石油輸出・・・ -
プーチン大統領、トルコ訪問で合意
トルコ大統領府は８月２日、エルドアン大統領がロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、プーチン氏がトルコを訪問することで合意したと発表した。日程は明らかにしていない。エルドアン氏はロシアの黒海穀物合意へ・・・ -
サウジ、ウクライナ侵攻巡る和平協議主催か
サウジアラビアは８月５～６日、西部ジッダでロシアのウクライナ侵攻を巡る和平協議を主催するもようだ。外交筋の話として、ウォールストリート・ジャーナルなどが伝えた。 会議には西側諸国やインド、ブラジルとい・・・ -
ＥＣＯＷＡＳ、ニジェールに軍事介入も
西アフリカ諸国経済共同体（ＥＣＯＷＡＳ）は７月30日に開いた臨時首脳会議（サミット）で、ニジェールで起きたクーデターを強く非難した。１週間以内にバズム大統領を復帰させなければ、軍事力の行使を含むあらゆ・・・ -
露、アフリカ６カ国に穀物無償提供＝首脳会談
ロシアのサンクトペテルブルクで７月27日、ロシア・アフリカ首脳会議（サミット）が開幕した。プーチン大統領はアフリカの６カ国に穀物を無償提供する計画を発表。黒海経由でのウクライナ産穀物輸送船の航行の安全・・・ -
サウジや南ア、化石燃料の使用低減に反対＝Ｇ20
20カ国・地域（Ｇ20）は７月22日、インド南西部ゴア州でエネルギー移行相会合を開催した。主要議題だった化石燃料の使用低減では合意に至らず、昨年に続き共同声明の採択は見送られた。世界全体で2030年ま・・・ -
第90回：イランの上海協力機構加盟と域内外交力学
７月４日、イランの上海協力機構（ＳＣＯ）への加盟が正式に成立した。中国とロシアが主導する軍事的側面の強い広域連携枠組みへのイランの加盟は、変化が見られつつある中東地域の外交秩序にどのような影響を与える・・・ -
プーチン氏、ＢＲＩＣＳ会合欠席＝南アは安堵か
南アフリカのラマポーザ大統領は７月19日、８月に同国のヨハネスブルクで開かれるＢＲＩＣＳ（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）首脳会議（サミット）に、ロシアのプーチン大統領は出席しないと発表し・・・ -
黒海穀物合意、露が離脱表明
ロシアは７月17日、黒海穀物合意への参加停止を表明した。同合意は、ロシアの攻撃により滞っていた黒海経由でのウクライナ産穀物輸送船の航行の安全を保証するため、昨年７月にトルコと国連の仲介により締結された・・・ -
石油需要、来年も堅調＝ＯＰＥＣ
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は７月13日に公表した石油市場月報で、2024年の世界の原油需要が23年から2.2％増え日量１億425万バレルになると予想した。１日当たりの増加幅は225万バレル。中国市場の・・・ -
シリアへの物資輸送継続＝６カ月間延長
シリア政府は７月13日、国連によるシリア北西部への援助物資輸送で、６カ月間の延長を認めると発表した。トルコに通じるバブ・アルハワ国境検問所の使用を許可し、シリア政府の全面的な協力の下、人道支援の継続が・・・ -
オマーン国営投資、ロシアの穀物取引社に出資
オマーンの国営投資ファンド、サザンシー（Southern Sea）・インベストメントは、ロシアの穀物取引会社デメトラ（Demetra）・ホールディングの株式を取得したもようだ。取引の規模は明かされてい・・・ -
サウジ・エネルギー相「露との協力関係は強固」
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、同国とロシアが協調して石油の追加減産を打ち出したことは、石油市場の安定に向けた両国の協力関係が強固であることの表れとの考えを示した。ロイター通信などが７・・・ -
第55回：スーダン戦闘激化が招くダルフール紛争再燃の危機
正規軍と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」の対立が激化するスーダン。西部ダルフール地方では、黒人住民が襲撃されて多数の犠牲者が出るなど治安が急激に悪化している。襲撃しているのはアラブ系の民兵らで、Ｒ・・・ -
イランが上海協力機構に加盟＝欧米との対立深化
中国とロシアが主導する上海協力機構（ＳＣＯ）は７月４日、オンライン首脳会談を開催し、イランの正式加盟を承認した。同国は９番目の加盟国となる。米国との緊張関係が続くイランの加盟により、ＳＣＯと欧米の対立・・・ -
サウジと露、８月に追加減産＝原油価格下支えへ
サウジアラビアは７月３日、８月も日量100万バレルの自主的な追加減産を継続する方針を明らかにした。ロシアもこの日、８月に日量50万バレルの追加減産を行うと発表。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国・・・
