ロシア・ＣＩＳ
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第20回：欧州のトルコ、ユーラシアのトルコ
トルコ経済の強みを単純化すると、地政学上の優位性と層の厚い若年人口、与党・公正発展党(ＡＫＰ)による長期安定政権の下、国際通貨基金（ＩＭＦ）の後押しで推進された構造改革によって得られた「財政規律」と「・・・ -
サウジ、国内初の原発の候補地を絞り込み
サウジアラビア政府は、国内初の原子力発電所の建設地を２都市に絞り込んだもようだ。年内にも予備調査の入札を実施したい考え。中東経済誌ＭＥＥＤが１月22日伝えた。 候補地は、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）・・・ -
露・トルコ間ガス導管、２本目の敷設が承認
天然ガスで世界最大手のガスプロムは19日、トルコ当局が、ロシアとトルコを結ぶガス導管「ターキッシュ・ストリーム」のトルコ側の黒海海底部分で２本目のパイプラインを敷設する計画を承認したと発表した。これに・・・ -
トルコ、シリアのクルド勢力に軍事作戦
トルコのエルドアン大統領は1月20日、シリアのクルド系民兵組織「人民防衛部隊（ＹＰＧ）」に対する軍事作戦を開始したと発表した。トルコ軍はＹＰＧが支配するシリア北西部アフリン（Afrin）に侵攻し、戦闘・・・ -
コンゴ共和国、ＯＰＥＣ加盟を検討
コンゴ共和国が、石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）への加盟を検討している。政府の声明を元に、ロイター通信などが１月17日伝えた。 同国の石油部門は2014年以来、原油価格の下落と生産減に悩まされてきたが、政府・・・ -
米国、対イラン制裁解除を維持＝核合意見直し要求
トランプ米大統領は１月12日、核合意に基づくイランへの制裁解除を当面は継続する方針を明らかにした。ただ、核合意には「重大な欠陥がある」として、これが是正されなければ今春にも核合意を離脱する考えを示して・・・ -
プーチン大統領、エジプト便再開を承認
ロシアのプーチン大統領は、エジプトの首都カイロへの定期航空便を再開する法律に署名した。政府が４日公表した文書を元に、イタルタス通信などが伝えた。 ロシアは2015年10月に自国の旅客機がシナイ半島で墜・・・ -
トルコ貿易収支、11月は赤字拡大
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）によると、2017年11月の貿易収支は63億2,000万ドルの入超となった。輸入の伸びが輸出を上回り、赤字幅は１年前の41億4,800万ドルから拡大している。 輸出高は1・・・ -
第31回：2018年中東・アフリカ経済10大展望
当コラムの第13回（2017年１月５日付第30号）では昨年の中東・アフリカ経済の10大展望を示し、前回（同年12月７日付第78号）はそれをレビューする格好で2017年を回顧した。今年も同様の作業を行う・・・ -
ボツワナ高速鉄道、ジンバブエ線を試験的に再開
ボツワナ高速鉄道（ＢＥＴ）は、北東部フランシスタウン（Francistown）とジンバブエ第２の都市ブラワヨ（Bulawayo）を結ぶ鉄道の運行を試験的に再開すると発表した。同路線の事業の可能性を評価・・・ -
トルコ外国人観光客数、10月は22.2％増加
トルコの文化観光省は、10月に同国を訪れた外国人観光客が299万2,947人となり、前年同月比22.2％増えたと発表した。ロシアからの訪問客が伸び、約２年ぶりに増加に転じた４月から７カ月連続でプラスを・・・ -
仏ＥＤＦ、サウジの原発建設参加に意欲
フランス電力（ＥＤＦ）が、サウジアラビア政府が計画する国内初の原子力発電所建設プロジェクトへの参画に意欲を示している。同社のジャンベルナール・レビ最高経営責任者（ＣＥＯ）の話を元に、ロイター通信が伝え・・・ -
エジプト、国内初の原発建設で露と正式合意
ロシア国営の原子力企業ロスアトムは12月11日、エジプト政府と同国初の原子力発電所を建設することで正式に合意したと発表した。カイロを訪問中のプーチン露大統領とエジプトのシシ大統領の立会いの下、調印式が・・・ -
露とＯＰＥＣ、減産措置の９カ月延長で合意
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟産油国10カ国は11月30日、ウィーンで開いた閣僚級会合で減産措置を2018年12月まで９カ月間延長することで合意した。減産は当初、来年３月末までの予定だっ・・・ -
トルコ貿易収支、10月は赤字拡大
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）は11月30日、10月の貿易収支が73億2,400万ドルの入超となったと発表した。輸入の伸びが輸出を上回り、赤字幅は１年前の42億1,200万ドルから拡大している。 輸出高・・・ -
第９回：2017年の中東・北アフリカ経済
2017年の国際情勢の大きな出来事の一つは、米国でトランプ政権が誕生したことである。トランプ大統領は就任後ほどなく、イラン、リビア、シリアなど中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）６カ国に米国入国禁止の大統領・・・ -
米商務省、ＵＡＥ産鉄鋼に反ダンピング関税
米国の商務省は11月21日、ロシアとベラルーシ、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）産の炭素・合金鋼線材が米国で不当に安く販売されているとして、反ダンピング（不当廉売）関税を適用すると発表した。税率はロシア産が・・・ -
第29回：イラン情勢における今後の注目点
主要６カ国との核合意が条件履行日を迎えた2016年１月以降、欧州や日本で投資先としての魅力が大きく高まったイラン。しかし、とりわけ最近は、米国の態度の硬化をきっかけにイランへの見方は修正を余儀なくされ・・・ -
ロシア、ＵＡＥと民間機の共同生産も
ロシアが、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）と民間機の共同生産に向けた協議を開始した。航空宇宙関連の国際見本市、第15回ドバイ航空ショーで、国営企業ロシアン・テクノロジーズ（ロステック）のチェメゾフ最高経営責・・・ -
シリア、パリ協定に調印へ＝不参加は米国だけに
シリアは11月７日、地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定に調印する方針を明らかにした。これで、パリ協定への参加を拒否しているのは米国だけとなる。ＢＢＣ電子版が伝えた。 パリ協定は、2015年1・・・
