中東
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年始特集：核合意によるイラン経済の変化と今後
核合意に基づくイランの制裁解除から２年近くが経過した。この間のイラン経済は、原油の生産・輸出に顕著な変化が見られたが、全体的な恩恵を実感できる状況にはなっていない。米国の一次制裁を懸念する外国金融機関・・・ -
トルコ製造業景況感、過去５カ月で最低
トルコ中央銀行によると、2017年12月の製造業景況感指数（季節要因調整済み）は109.2ポイントとなり、前月から0.6ポイント低下した。「楽観」と「悲観」の境目となる100ポイントを引き続き超えて・・・ -
サウジとＵＡＥ、ＶＡＴ導入
サウジアラビアとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は１月１日、５％の付加価値税（ＶＡＴ）を導入した。湾岸協力会議（ＧＣＣ）加盟国としては初で、初年度はサウジが94億ドル、ＵＡＥが33億ドルの税収増をそれぞれ見・・・ -
トルコ政府、ワクフバンクの58％株取得
トルコ財務省は、首相府傘下の財団総局が保有する大手銀行ワクフバンク（Vakifbank）の株式58.45％を取得する方針だ。官報を元に、ロイター通信などが伝えた。 政府は１株当たりの購入価格を３つの・・・ -
サウジ経済、第３四半期は0.4％縮小
サウジアラビア中央統計局は、2017年第３四半期（７～９月）の実質国内総生産（ＧＤＰ、速報値）が前年同期比0.4％縮小したと発表した。第２四半期のマイナス１％から落ち込み幅が縮小したものの、引き続きリ・・・ -
トルコの企業景況感、12月は悪化
トルコ統計局（ＴＵＩＫ）は、2017年12月の企業景況感指数（季節要因調整済み）が95ポイントとなり、前月から2.9ポイント低下したと発表した。同年２月以降で最低を記録している。 分野別に見ると、小売・・・ -
トルコ、最低賃金を14％引き上げ
トルコ政府は、１月１日付で最低賃金を現在の月額1,404リラ（370ドル）から1,603リラへと約14％引き上げた。ジュリデ・サルエロール労働社会保障相の発表を元に、ロイター通信などが伝えた。 これ・・・ -
英Ｍ＆Ｓ、香港・マカオ店舗をＵＡＥ社に売却
英小売大手マークス・アンド・スペンサー（Ｍ＆Ｓ）は１月２日、香港とマカオの計27店舗を中東地域でフランチャイズ契約を交わしているアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の小売・娯楽施設運営大手マジド・ア・・・ -
クウェート、軍用ヘリの購入巡り調査命令
クウェートのジャビル首相は、欧州航空・防衛最大手エアバスの軍用ヘリコプター「カラカル（Caracal）」の購入契約に関する調査を命じた。贈収賄の疑いが浮上しているため。国営通信ＫＵＮＡなどが伝えた。 ・・・ -
ＵＡＥ国民、中国へのビザなし渡航が可能に
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は、ビザ（査証）なし渡航に関する取り決めで中国政府と合意した。ＵＡＥ国民は2018年１月16日から、通常のパスポートだけで中国に入国でき、毎回最長30日間の滞在が可能となる。・・・ -
カタールガス、ＯＭＶとＬＮＧの売買契約
天然ガス大手カタールガスは、オーストリアの石油大手ＯＭＶと液化天然ガス（ＬＮＧ）の売買契約を結んだと発表した。親会社の国営石油カタール・ペトロリアムと英・オランダ資本の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル・・・ -
ソフトバンク、バイアーとＩｏＴで協業
ソフトバンクは12月26日、３Ｄイメージングセンサーを手掛けるバイアー・イメージング（Vayyar Imaging、イスラエル）とモノのインターネット（ＩｏＴ）分野で協業すると発表した。 バイアーは・・・ -
オマーン、ＶＡＴ導入を2019年に延期も
オマーンは、2018年初めに予定されていた付加価値税（ＶＡＴ）導入を19年に延期するもようだ。地元メディアの報道を元に、ロイター通信が伝えた。 湾岸協力会議（ＧＣＣ）加盟６カ国は昨年６月、原油価格の低・・・ -
石油省、シェル撤退でマジヌーン油田取得へ
英・オランダ資本の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルがイラク南東部マジヌーン（Majnoon）油田から撤退することを受け、イラク石油省は、同油田の運営チームを立ち上げて取得に向けた作業を開始したと発表し・・・ -
シュルンベルジェ、サウジに製造施設を開設
仏米資本の油田サービス大手シュルンベルジェは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと共同で、サウジアラビア東部ダーラン（Dhahran）のキング・サルマン・エネルギー・パーク内に新たな製造プラン・・・ -
ヴァレンティノ、カタール社が株式放出か
伊高級ブランド大手ヴァレンティノのミラノ上場に向け、同社を所有するカタール王族の投資会社マイフーラ（Mayhoola）・フォー・インベストメンツが保有株25％の放出を計画しているもようだ。関係者の話と・・・ -
エミレーツ、スタンステッド空港に就航へ
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国のエミレーツ航空は12月20日、来年６月８日からドバイ―ロンドン・スタンステッド空港便を就航すると発表した。ロンドン路線はヒースロー空港とガトウィック空港に続き三・・・ -
第19回：政治的民主化プロセス完了後、経済復興を模索するチュニジア
2011年のジャスミン革命以後、困難の中にも政治的民主化プロセスを完了したチュニジアだが、マグレブおよびサハラ以南アフリカ地域におけるテロの脅威や内戦の影響もあり、国内経済復興の遅れが長期化している・・・ -
トルコ消費者信頼感、12月は過去１年で最低
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）は12月21日、12月の消費者信頼感指数が65.1ポイントとなったと発表した。前月から0.1ポイント悪化し、2016年12月以降で最低を記録した。 ＴＵＩＫと中銀のトルコ・・・ -
ＩＭＦ「イランの経済回復は加速」
国際通貨基金（ＩＭＦ）は12月18日公表したイラン経済に関する最新報告書の中で、欧米諸国の制裁解除以降、経済回復が加速していると評価した。成長は石油以外の分野にも広がっているとする一方、金融システムの・・・
