ＭＥＡ
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ＯＰＥＣ、好調な見通し維持＝夏季需要下支え
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は７月10日に公表した石油市場月報で、世界の原油需要が2024年は前年比で日量225万バレル増、25年は日量185万バレル増になるとの見通しを据え置いた。堅調な経済成長に加え・・・ -
第37回：進化を続けるドバイのインフラ＝新空港構想の建設開始
これまでドバイ首長国の成長をハード面で支えてきた空港や港湾に対するさらなる投資が計画されている。本稿では、ドバイ首長国のマクトゥーム国際空港拡張に関する取り組み内容と、周辺エリアへの波及効果について解・・・ -
湾岸諸国の観光業、ＧＤＰに3400億ドル寄与
湾岸協力会議（ＧＣＣ）諸国では2030年までに、観光業の域内総生産（ＧＤＰ）への貢献が、3,400億ドル以上に拡大する見通しだ。23年の1,300億ドルから2.5倍超に増加する形で、ＧＤＰの10％以上・・・ -
世界空港ランキング、24年首位はハマド空港
世界の空港ランキング2024年版で、カタールの首都ドーハのハマド国際空港が首位に立った。昨年の５位から大きく順位を上げた。航空会社への補償請求代行サービスなどを手がける米国のエアヘルプ（AirHelp・・・ -
ＭＥＮＡ新興企業の調達額、上半期は46％減少
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）地域の新興企業は上半期（１～６月）に、総額８億8,170万ドルを調達した。ガザ紛争などの地政学的な不確実性が響き、前年同期比で46％減少している。ＭＥＮＡ地域でスタートアッ・・・ -
西アフリカ３カ国の軍政、関係強化で合意
ニジェールとマリ、ブルキナファソの軍政トップは７月６日、ニジェールの首都ニアメーで会談を実施した。これら３カ国は、安全保障協定「サヘル諸国同盟（ＡＥＳ）」の下で協力関係を強化することで合意。各国はロシ・・・ -
エジプト、ガス危機直面＝イスラエル紛争長期化
イスラエルとレバノンのシーア派組織ヒズボラによる軍事衝突の長期化を受け、エジプトがガス供給の危機に直面している。イスラエルはヒズボラとの戦闘がさらに拡大・長期化した場合、保有する主要ガス田の一部もしく・・・ -
中東４カ国ＰＭＩ、６月はまだら模様
米国の金融情報サービス大手Ｓ＆Ｐグローバルは７月４日までに、サウジアラビアとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）、エジプトの６月の非石油系民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）を発表した。サウジとＵＡＥが前月・・・ -
アラムコとＡＤＮＯＣ、豪サントスの買収検討
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコと、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は、オーストラリアのガス・石油大手サントスに関心を示している。同社の液化天然ガ・・・ -
アフリカＰＭＩ、６月は全４カ国が低下
米国の金融情報サービス大手Ｓ＆Ｐグローバルと南アフリカの金融大手スタンダードバンクは７月３日までに、南アとナイジェリア、ケニア、ガーナの６月の民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）を発表した。４カ国・・・ -
ＧＣＣ諸国の５大政府系基金、世界シェア６割に
湾岸協力会議（ＧＣＣ）諸国のうち３カ国の五つの政府系ファンド（ＳＷＦ）による投資は上半期（１～６月）に計382億ドルとなり、公的資金を原資とするファンドの投資全体に占める割合は６割に達した。ＳＷＦと公・・・ -
フーシ派の船舶攻撃、６月は16件＝今年最多
イエメンの親イラン武装組織フーシ派は６月、紅海で16回にわたり船舶への攻撃を行ったもようだ。前月から４倍に増加し、単月での攻撃回数では2024年で最多となっている。イスラエルとイスラム組織ハマスによる・・・ -
商船三井、モーリシャスの物流アリスターへ出資
商船三井は６月27日、モーリシャスの物流会社アリスター（Alistair）・グループに資本参加すると発表した。アフリカでの物流サービスを強化する狙いで、株式25％を取得する。取引額は明らかにされていな・・・ -
第４回：西アフリカで進む電力市場統合
西アフリカ15カ国で構成する西アフリカ諸国経済共同体（ＥＣＯＷＡＳ）が主導する「西アフリカ電力プール」（ＷＡＰＰ）が今年、本格始動する。国境を越え、域内で電力を売買・融通する仕組みだ。西アフリカには未・・・ -
Ｍ＆Ａ件数、第１四半期は13％減少＝ＧＣＣ
湾岸協力会議（ＧＣＣ）諸国では第１四半期（１～３月）に、前年同期比13％減となる48件のＭ＆Ａ（企業の合併・買収）取引が成立した。うち41件が、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）とサウジアラビアで実施されてい・・・ -
バーレーンとイラン、国交回復へ協議＝16年断交
バーレーンとイランは６月23日、国交回復に向けた協議の枠組みを設置することで合意した。バーレーンのザイヤーニ外相がイランの首都テヘランを訪問し、同国のバゲリ外相代行と会談した。バーレーンは2016年、・・・ -
ＧＣＣ株式市場への資本流入、５月は６億ドル超
湾岸協力会議（ＧＣＣ）の株式市場に対する海外からの資金純流入額が、５月は６億1,670万ドルを記録した。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）とサウジアラビアが力強くけん引している。ドバイ首長国拠点の経営コンサル・・・ -
英エナージアン、地中海事業を米社へ売却
東地中海で天然ガス開発を手がける英国のエナージアン（Energean）は６月20日、エジプトとイタリア、クロアチア事業を、米国の投資会社カーライル・グループに売却すると発表した。取引額は最大９億4,5・・・ -
第64回：イラン大統領の死去、注目ポイントはどこに
イラン大統領の死去により、中東が不安定化するとの懸念が高まっている。６月末の大統領選挙や、今後加速するだろう最高指導者の候補者選出を巡って、イランの内政が当面波乱含みとなることが予想される。しかし、混・・・ -
ドバイ、中東で最も物価が高い都市に
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国は、駐在員の生活費が中東で最も高い都市――。人材コンサルティング大手の米マーサー（Mercer）が６月17日に発表した「2024年生活費ランキング」で、こうした結・・・
