ＭＥＡ
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第22回：英語圏の独立運動が紛争化したカメルーン
紛争の多いアフリカにあって、比較的治安と政情が安定してきたカメルーンが大きく揺れている。多数派で政治を主導してきたフランス語圏の住民に対し、少数派の英語圏住民が反発。独立を目指す英語圏側の武装組織と政・・・ -
ロスネフチ、４月から原油生産を拡大
露国営石油大手ロスネフチは、４月初めから原油生産量を拡大するもようだ。１～２週間のうちに日量30万バレル増産する可能性もある。関係者の話として、ブルームバーグが３月９日伝えた。 背景には、新型コロナウ・・・ -
石油需要、新型肺炎で11年ぶり減少も＝ＩＥＡ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年の石油需要が、2009年以降で初めて前年を割り込む――。国際エネルギー機関（ＩＥＡ）が３月９日、石油市場に関する月報の中でこうした見通しを明らかにした。・・・ -
ＯＰＥＣプラス、減産協議が決裂＝サウジ増産へ
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は３月６日、ウィーンで開催した閣僚級会合で、追加減産と減産体制延長で合意に至らなかった。新型コロナウイルスの感染拡大・・・ -
トルコとロシア、シリア北西部の停戦で合意
トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は３月５日、シリア北西部イドリブ県での軍事衝突を巡ってモスクワで会談し、６日から停戦に入ることで合意した。トルコが支援する反体制派と、ロシアが後方支援す・・・ -
東アフリカ、自由貿易圏で200万人の雇用創出も
アフリカで今年７月、「アフリカ大陸自由貿易圏（ＡｆＣＦＴＡ）」の運用が予定通り開始された場合、東アフリカ地域では200万人の雇用が創出される見通しだ。国連アフリカ経済委員会（ＵＮＥＣＡ）の最新のリポー・・・ -
ＯＰＥＣ、150万バレル追加減産で合意＝新型肺炎
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は３月５日、臨時総会を開き、減産量を日量150万バレル拡大することで合意した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大により原油需要が低迷する中、価格を下支えする狙い。ただ、実施・・・ -
アフリカ航空業界、新型肺炎で４千万ドル減収も
国際航空運送協会（ＩＡＴＡ）は３月５日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アフリカの航空業界の2020年の旅客収入が少なくとも4,000万ドル落ち込むとの見通しを発表した。 ＩＡＴＡは、新型コロナ・・・ -
第22回：中東和平案へのアラブの複雑な心境
米国のトランプ政権は１月28日、イスラエル・パレスチナ間の歴史的対立を解消するための中東和平案を発表した。米・イスラエルの狙いは、アラブ諸国からの支持を取り付けることにあるとみられるが、肝心のアラブの・・・ -
アフリカ３カ国ＰＭＩ、ケニアは過去２年で最低
金融情報サービス会社ＩＨＳマークイットと南アフリカの金融大手スタンダードバンクは３月４日、南アフリカとナイジェリア、ケニアの２月の民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）を発表した。ナイジェリアは前月・・・ -
中東３カ国ＰＭＩ、ＵＡＥが過去10年半で最低
金融情報サービス会社ＩＨＳマークイットとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の銀行エミレーツＮＢＤは３月３日、サウジアラビアとＵＡＥ、エジプトの２月の非石油系民間セクターＰＭＩ（購買担当者景気指数）・・・ -
サウジやモロッコなどで初の感染者＝新型コロナ
中東・アフリカ（ＭＥＡ）で新型コロナウイルスの感染がじわじわと広がっている。３月２日には、サウジアラビアとモロッコ、セネガル、チュニジアの４カ国で初の感染者が確認された。 サウジの保健省によると、同国・・・ -
欧州委、東アフリカのバッタ対策に資金援助
欧州委員会は２月27日、東アフリカで大量のサバクトビバッタが発生して農作物などに深刻な被害を与えていることを受け、対策費として1,000万ユーロの資金援助をすると発表した。 東アフリカではこの１カ月で・・・ -
サウジ、日量100万バレルの追加減産を提案か
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、原油の減産体制が強化される可能性が出てきた。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」で、サウジアラビアが日量100万バレ・・・ -
ジェトロ、英でアフリカ開拓セミナー＝北西部の商機と課題
日本貿易振興機構（ジェトロ）は２月27日、ロンドンで「アフリカ市場開拓セミナー」の北部・西部アフリカ編を開催した。同地域の現地事務所の所長が一堂に会し、各国の最新動向をビジネスチャンスや事業リスク・課・・・ -
欧州投資銀、アフリカに昨年30億ユーロ融資
欧州投資銀行（ＥＩＢ）は２月24日、2019年のアフリカ大陸を対象とする新規融資額が30億ユーロに上ったと発表した。直接投資の対象となったのは、アフリカ22カ国における計58案件。うち６割をスタートア・・・ -
ＵＡＥ、テヘラン除くイラン便運休＝新型肺炎
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の民間航空総局（ＧＣＡＡ）は２月25日、テヘラン行きを除く全てのイランへの旅客便・貨物便の運航を、７日間停止すると発表した。イランでは新型コロナウイルスによる肺炎（ＣＯＶＩＤ・・・ -
イラクとクウェート、新型肺炎でイラン渡航禁止
イラクは２月20日、イランで新型コロナウイルスによる死者が出たことを受け、同国との全ての国境を封鎖した。イラク航空もこれに先立ちイラン便の運休を決定。クウェートでは港湾当局がイランとの人の移動を停止し・・・ -
ＯＰＥＣプラス、会合前倒しなし＝新型肺炎
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は、３月６日に予定する次回の閣僚級会合を前倒しで開く必要はないとの意見で一致したもようだ。次回会合を巡っては新型コロ・・・ -
第55回：トルコ経済、リスクシナリオの整理
2018年８月、米国との関係悪化を契機に通貨トルコリラの為替相場は急速に下落した。その後も、エルドアン大統領の強権政治などに起因する不透明要素を背景に、経済の一層の不安定化を見込む向きは多い。今回は、・・・
