米国
-
イラン、米が核合意破棄なら査察への協力拒否も
イラン政府は１月８日、米国が核合意を順守しなければ、国連による核査察への協力を拒否する可能性があると示唆した。米国は、核合意に基づく同国への制裁解除を今後も継続するかどうかについて、13日に決断を下す・・・ -
韓国へ向かう石油タンカーが衝突＝東シナ海
上海沖の東シナ海で１月６日、イランから韓国へ石油製品を運搬していたタンカーと中国の貨物船が衝突して炎上し、イラン人とバングラデシュ人の乗組員32人が行方不明となっている。タンカーからは原油が流出してい・・・ -
エチオピア首相、政治犯を釈放へ
エチオピアのハイレマリアム首相は１月３日、政治犯を釈放するとともに、拷問の温床として批判されてきたマエケラウィ（Maekelawi）収容所を閉鎖すると発表した。「民主主義の基盤を広げるため」としている・・・ -
イラン最高指導者、デモ拡大で敵対勢力を非難
昨年末からイラン全土に広がる反政府デモでは、治安部隊との衝突などでこれまでに少なくとも22人が死亡、拘束者は首都テヘランだけでも450人に達した。こうした中、最高指導者ハメネイ師が「イランの敵」の扇動・・・ -
トルコ貿易収支、11月は赤字拡大
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）によると、2017年11月の貿易収支は63億2,000万ドルの入超となった。輸入の伸びが輸出を上回り、赤字幅は１年前の41億4,800万ドルから拡大している。 輸出高は1・・・ -
第31回：2018年中東・アフリカ経済10大展望
当コラムの第13回（2017年１月５日付第30号）では昨年の中東・アフリカ経済の10大展望を示し、前回（同年12月７日付第78号）はそれをレビューする格好で2017年を回顧した。今年も同様の作業を行う・・・ -
年始特集：核合意によるイラン経済の変化と今後
核合意に基づくイランの制裁解除から２年近くが経過した。この間のイラン経済は、原油の生産・輸出に顕著な変化が見られたが、全体的な恩恵を実感できる状況にはなっていない。米国の一次制裁を懸念する外国金融機関・・・ -
国連、米のエルサレム首都認定巡る決議案を否決
国連安全保障理事会は12月18日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを無効とする決議案を採決し、米国の拒否権行使により否決された。米国以外の14カ国はいずれも賛成した。ブルー・・・ -
西アフリカのテロ対策合同軍に支援相次ぐ
西アフリカ諸国がテロ、過激派、組織犯罪対策を目的に創設した「Ｇ５サヘル合同軍」にアラブ諸国などが相次ぎ支援を表明している。ブルームバーグなどが伝えた。 Ｇ５サヘル合同軍はニジェール、チャド、マリ、ブ・・・ -
トラックのボルボ、南アで金融サービス開始
トラックで欧州最大手のボルボ（スウェーデン）の金融サービス部門ボルボ・フィナンシャル・サービシズ（ＶＦＳ）が、南アフリカに現地法人を設立した。地元経済紙ビジネスデイなどが報じた。 ＶＦＳは、ボルボのト・・・ -
アラブ諸国が相次いで利上げ＝米に追随
中銀のサウジアラビア通貨庁（ＳＡＭＡ）は12月13日、主要政策金利のリバースレポ金利を1.25％から1.5％に引き上げると発表した。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の利上げを受けた動きで、アラブ首長国連・・・ -
スーダン、一部製品を禁輸＝通貨安食い止めへ
スーダン政府は、食品を含む一部製品の輸入を一時的に禁止したと発表した。通貨スーダン・ポンドの対ドル相場の急落を食い止めるため。ロイター通信が伝えた。 スーダンでは10月、米国による経済制裁が20年ぶり・・・ -
モロッコ、26件の自動車産業プロジェクトを締結
モロッコ政府は12月11日、26件の自動車産業プロジェクトを締結した。投資総額は137億8,000万モロッコ・ディルハム（約14億5,000万ドル）で、中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）地域における同産業の・・・ -
エルサレムの首都認定を拒否
イスラエルのネタニヤフ首相は12月11日、ブリュッセルを訪問し欧州連合（ＥＵ）のモゲリーニ外交安全保障上級代表（外相）と会談した。同首相は、６日にトランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し・・・ -
トランプ米大統領、エルサレムを首都認定
トランプ米大統領は12月６日、エルサレムをイスラエルの首都と認定すると発表した。同地を首都と認定するのは米国が初めてで、併せて在イスラエル米国大使館をテルアビブから移転するとしている。宗教やパレスチナ・・・ -
米最高裁、イスラム６カ国の入国禁止令を承認
トランプ米大統領が９月に発した中東・アフリカのイスラム圏６カ国と北朝鮮の国民とベネズエラの政府高官に対する入国禁止令を巡り、米連邦最高裁判所は12月４日、大統領令の全面的な施行を認めた。同大統領の３回・・・ -
露とＯＰＥＣ、減産措置の９カ月延長で合意
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟産油国10カ国は11月30日、ウィーンで開いた閣僚級会合で減産措置を2018年12月まで９カ月間延長することで合意した。減産は当初、来年３月末までの予定だっ・・・ -
ＵＡＥ配車カリーム、欧米勢との提携に意欲
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の配車サービス会社カリーム（Careem）が、欧米の同業との提携を模索している。共同創業者のムダシール・シェイハ最高経営責任者（ＣＥＯ）の話として、ドバイの通信社・・・ -
トルコ貿易収支、10月は赤字拡大
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）は11月30日、10月の貿易収支が73億2,400万ドルの入超となったと発表した。輸入の伸びが輸出を上回り、赤字幅は１年前の42億1,200万ドルから拡大している。 輸出高・・・ -
第９回：2017年の中東・北アフリカ経済
2017年の国際情勢の大きな出来事の一つは、米国でトランプ政権が誕生したことである。トランプ大統領は就任後ほどなく、イラン、リビア、シリアなど中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）６カ国に米国入国禁止の大統領・・・
