イラク
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第48回：債務膨張と地域別の特徴
国際決済銀行（ＢＩＳ）によれば、2018年末の世界の債務（金融機関除く）は180兆ドルに達し、リーマンショック前の1.6倍となった。世界的な金融緩和により、信用力の低い新興国さえも大規模な借り入れがで・・・ -
ベルギー沖で移民の遺体＝泳いで渡英試みか
ベルギー西部ゼーブルージュ（Zeebrugge）沖の風力発電所付近で、イラク系移民の男性の遺体が発見された。男性は英国を目指し、英仏海峡を泳いで渡ろうとしたとみられる。ＢＢＣ電子版などが８月26日伝え・・・ -
石油省、中国石油工程建設とガス施設建設で契約
中国の建設エンジニアリング企業、中国石油工程建設（ＣＰＥＣＣ）は、イラクの石油省と天然ガス施設の建設と運営に向けた契約を交わした。同国南部アマラ（Amara）東郊のハルファヤ（Halfaya）油田で出・・・ -
ダナ・ガス、イラク北部で原油の埋蔵を確認
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）シャルジャ首長国の民間天然ガス会社ダナ（Dana）・ガスは７月28日、イラク北部のクルド自治区のコル・モール（Khor Mor）ガス田で原油の埋蔵を確認したと発表した。埋蔵量・・・ -
イラク政府、ヨルダンとのパイプライン敷設承認
イラク石油省は７月10日、政府が同国とヨルダンを結ぶ石油パイプラインの敷設を閣議承認したと発表した。併せて、ペルシャ湾に島や輸出システムを構築すると明らかにした。 パイプラインは、イラク南東部バスラ（・・・ -
独シーメンス、イラクの発電所でタービン受注
独総合電機大手シーメンスは７月９日、イラク南部マイサン県に建設されるコンバインドサイクル発電所（ＣＣＰＰ）向けの設備の供給およびサービスを受注したと発表した。契約額は２億8,400万ユーロ超。同ＣＣＰ・・・ -
露ルクオイル、イラク油田開発の入札実施へ
露石油大手ルクオイルは、イラク南東部の油田「ウエスト・クルナ（West Qurna）２」の開発で、2020年までに新たな入札を実施するもようだ。業界関係者の話を元に、中東経済誌ＭＥＥＤが７月７日伝えた・・・ -
イラクとオマーン、石油・ガス分野で協力覚書
イラク石油省は７月４日、オマーンと石油・ガス分野での協力で覚書（ＭＯＵ）を締結したと発表した。イラク産原油の加工を担う共同の製油所をオマーンに建設する計画も含まれている。 イラクはオマーンへの原油輸出・・・ -
乳業アーラ、ＭＥＡで「クラフト」チーズ展開へ
デンマークの乳業大手アーラ（Arla）・フーズは７月３日、米食品大手クラフト・ハインツと、乳製品ブランド「クラフト」の商標ライセンス契約を交わしたと発表した。アーラは先に、米食品大手モンデリーズ（Mo・・・ -
第46回：イラン経済がたどる二重の悪化経路
６月13日に発生したホルムズ海峡近くでのタンカー襲撃事件の犯人はいまだ特定されていないが、攻撃を受けた１隻が日本企業のチャーターだったこともあり、日本でもイラン問題への関心が再び高まっている。ただしイ・・・ -
イラクで外資石油企業の関連施設にロケット弾
イラク南東部バスラ近郊で６月19日、外資の石油企業数社の事業拠点が集まる敷地内にロケット弾が撃ち込まれ、３人が負傷した。犯行声明は出されていない。イラク軍の発表を元に、ロイター通信が伝えた。 被害を受・・・ -
米国、中東に千人増派＝タンカー攻撃受け
米国防省は６月17日、中東に約1,000人の兵士を追加派遣すると発表した。ホルムズ海峡近くで先に石油タンカーが攻撃された事件を、イランによる「敵対的行為」と判断したため。増派の目的は防衛としているが、・・・ -
ＪＩＣＡ、バスラ製油所の改良に1100億円支援
国際協力機構（ＪＩＣＡ）は６月17日、イラク政府と「バスラ製油所改良事業（第二期）」を対象とした1,100億円の円借款貸付契約を締結したと発表した。ＪＩＣＡは2012年10月に第一期向けに424億3,・・・ -
米政府、石化ＰＧＰＩＣに経済制裁
米財務省は６月７日、イランの石油化学最大手ペルシャン・ガルフ石油化学工業（ＰＧＰＩＣ）とそのグループ企業39社に経済制裁を科すと発表した。米政府がテロ組織とみなすイランの革命防衛隊の関連企業に数億ドル・・・ -
クルド新議長にネチルバン・バルザニ氏
イラク北部クルド人自治区の自治議会（定数111）は５月28日、新たな議長にクルド民主党（ＫＤＰ）のネチルバン・バルザニ前首相を選出した。投票に参加した議員81人のうち68人が賛成票を投じたが、第２党の・・・ -
仏通信オレンジ、イラクが地場企業の保有株移管
イラクの通信・メディア委員会は、携帯電話事業者コレク（Korek）・テレコムについて、仏通信大手オレンジ（旧フランステレコム）とクウェートの物流会社アジリティー（Agility）・パブリック・ウェアハ・・・ -
イラク、米国とイランに使節団派遣へ
イラクのアブドルマハディ首相は５月21日、米国とイランに使節団を派遣すると発表した。両国間の緊張を緩和する狙い。同首相の発表を元に、アラブ・ニューズなどが伝えた。 アブドルマハディ首相は首都バグダッド・・・ -
在イラク米大使館付近にロケット砲着弾
イラクの首都バグダッドで５月19日夜、政府庁舎や在外公館が集まる区域「グリーンゾーン」にロケット砲が撃ち込まれた。米国大使館から1.6キロメートル未満の地点に着弾したが、死傷者は出なかった。イラク軍の・・・ -
米国、在イラク公館職員に出国要請
米国務省は５月15日、在イラク米国大使館および領事館の一部職員に、イラクからの出国を命じた。隣国イランと米国の間で緊張が高まっていることを受けた措置。 米国は首都バグダッドに大使館、北部アルビルに領事・・・ -
第13回：イスラム過激派を巡る「誤解」と実情
イスラム過激派による悲劇がまたしても起きた。スリランカで４月21日に発生した連続爆破テロ。キリスト教会やホテルが標的となり、253人が死亡、過激派組織「イスラム国（ＩＳ）」が犯行声明を出した。ＩＳが本・・・
