イラン
-
イラン、60％のウラン濃縮加速＝ＩＡＥＡ
イランが核兵器に転用可能な水準の高濃縮ウランの生産を加速させていることが、明らかになった。国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の報告書を元に、ロイター通信が８月18日伝えた。2015年の核合意はウラン濃縮度の上・・・ -
イラン大統領、外相に強硬派起用＝閣僚名簿提出
イランの反米保守強硬派のライシ新大統領は８月11日、新内閣の閣僚名簿を国会に提出した。外相には、反欧米強硬派で知られるアブドラヒアン元外務次官（57）が指名された。大統領府が発表した。今後国会で承認さ・・・ -
イラン新大統領が就任、米制裁解除に意欲
６月のイラン大統領選挙を制した反米保守強硬派のライシ司法府代表（60）は８月３日、最高指導者ハメネイ師の認証を受け、大統領に就任した。強硬派の政権復帰は８年ぶりとなる。国会での就任宣誓式は５日に行われ・・・ -
イラン、キューバ開発のワクチン生産へ
イランは近く、キューバが開発した新型コロナウイルスのワクチンの生産を開始するもようだ。キューバ産ワクチンの国外での生産は初となる。共に米国の制裁下にある両国は、ワクチンの共同開発を進めるなど関係を深め・・・ -
第62回：イランの経済概況と大統領選挙
国際通貨基金（ＩＭＦ）によると、イランの実質国内総生産（ＧＤＰ）成長率は、2015年の包括的共同行動計画（ＪＣＰＯＡ）の合意により経済制裁が緩和された16年に13.4％を達成したが、以降右肩下がりとな・・・ -
イラン、原油ターミナル新設＝ホルムズ海峡迂回
イラン政府が20億ドルを投じてオマーン湾岸の南部ジャスク（Jask）港に建設した原油輸出ターミナルが７月22日、正式に開業し、原油30万バレルが初出荷された。同国はこれにより、ホルムズ海峡を経由せず原・・・ -
第37回：イランとイスラエルでの政権交代の影響
対立するイスラエルとイランで政権交代が相次ぐ。イスラエルでは、極右政党のベネット氏が、４年の任期の前半を首相として務めることになり、イランでは保守強硬派のライシ司法長官が大統領に就任する。両国の外交姿・・・ -
イラン南西部で水不足への抗議デモ＝首都にも波及
イラン南西部で深刻な水不足を巡る抗議デモが連日で起きた。デモは７月22日時点で８日目となり、治安部隊との衝突で死者も出ている。同国は過去50年で最悪といわれる干ばつに直面しており、停電も多発している。・・・ -
テヘランで１週間ロックダウン＝感染者急増
イラン政府は７月19日、新型コロナウイルス対策として20～26日に首都テヘランと北部アルボルズ州でロックダウン（都市封鎖）を実施すると発表した。同国ではインド由来の変異株「デルタ株」の感染拡大により、・・・ -
イラン、金属ウラン濃縮をＩＡＥＡに通告
国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は７月６日、イランから最大濃縮度20％の金属ウラン製造計画を開始したとの通告を受けたと明らかにした。金属ウランは核兵器に使用される可能性があり、核合意の復活に向けた交渉を脅か・・・ -
米軍、親イラン武装勢力の施設を空爆
米国防総省は６月27日、米軍がイラクとシリアの国境地帯にある親イラン武装勢力の施設を空爆したと発表した。イラクに駐留する米軍を狙った攻撃への対抗措置で、バイデン大統領の命令により実施したとしている。バ・・・ -
米、イラン国営報道機関など36サイトを遮断
米司法省は６月22日、イランの国営報道機関などが運営するウェブサイト36件を遮断したと発表した。対イラン制裁に違反したためで、偽情報の拡散や武装組織との関連性も指摘されている。 対象となったのは、イラ・・・ -
ライシ次期大統領、米国に制裁解除を要求
イランの大統領選挙で勝利した反米保守強硬派のライシ司法府代表は６月21日、当選後初の記者会見を行い、核合意復活に向けた協議の焦点となっている米国の対イラン制裁の全面解除を要求した。一方、バイデン米大統・・・ -
イラン大統領選、保守強硬派ライシ師が勝利
イラン内務省は６月19日、18日に行われた大統領選挙の結果、反米保守強硬派のライシ司法府代表（60）が約62％を得票し当選したと発表した。強硬派の政権復帰は８年ぶりとなる。就任は８月初旬で、任期は４年・・・ -
米、イラン制裁を一部解除＝バイデン政権下で初
米財務省は６月10日、イラン政府の元高官３人と企業２社に対する経済制裁を解除したと発表した。米国が制裁対象に指定した石油化学製品の調達、購入、販売、輸送、流通に関与したことを理由に制裁が科されていたが・・・ -
世銀、ＭＥＮＡの今年の成長見通し引き上げ
世界銀行は６月８日に発表した世界経済の成長見通しの中で、中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）の今年の域内総生産（ＧＤＰ）成長率が2.4％となり、2020年のマイナス3.9％（推定値）から大きく回復するとの見方・・・ -
イラン、ウクライナ機撃墜の遺族へ補償開始
2020年１月にウクライナ国際航空の旅客機がイラン上空で撃墜された事件を巡り、在ウクライナ・イラン大使館は、犠牲者の各遺族に対する15万ドルの補償金の支払いを開始したと明らかにした。国営通信社ウクルイ・・・ -
イラン、兵器転用可能な高濃縮ウランを生産
イランが核兵器に容易に転換できる高濃度ウランを急ピッチで生産していることが、ブルームバーグが入手した国際原子力機関（ＩＡＥＡ）の報告書で明らかになった。同国は４月に中部ナタンズ（Natanz）の核施設・・・ -
大統領選、７候補を承認＝保守強硬派ライシ師ら
イランの護憲評議会は５月25日、６月18日に予定される大統領選挙の候補者７人を発表した。うち大半は保守強硬派が占め、中でもライシ司法府代表が最有力候補と目されている。対抗馬とみられていた保守派のラリジ・・・ -
ＩＡＥＡとイラン、核施設査察１カ月延長で合意
国際原子力機関（ＩＡＥＡ）は５月24日、イランと同国内の核関連施設に対する一定の査察を１カ月延長することで合意したと発表した。イラン核合意の正常化に向けた交渉が大詰めを迎える中、当事国は交渉妥決に向け・・・
