石油・石炭・ガス
-
モーリシャス、重油流出巡り大規模デモ
モーリシャスの首都ポートルイスで８月29日、日本の貨物船「WAKASHIO（わかしお）」から大量の重油が流出した事故を巡る抗議デモが行われた。デモ隊は政府の対応の遅れなどを批判するとともに、その後にイ・・・ -
サウジアラムコ、新たな油ガス田発見
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は８月30日、国営石油会社サウジアラムコが北部２カ所で油ガス田を発見したと発表した。同社は、埋蔵量の評価や規模の特定に向けた作業を続ける。国営サウジ通信（Ｓ・・・ -
ギリシャ、東地中海で仏伊と合同演習
ギリシャ国防省は８月26日、東地中海でキプロス、フランス、イタリアと４カ国合同軍事演習を開始すると発表した。東地中海では、トルコがギリシャ領カステロリゾ（Kastellorizo）島沖合で油ガス田の探・・・ -
新型コロナ第２波、原油需要に打撃も
欧州で新型コロナウイルスの感染が再度拡大する中、景気後退と相まって、原油需要への打撃が懸念されている。アジアでの需要回復などを受け、８月の原油価格はパンデミック（世界的流行）前に近い水準に回復している・・・ -
米ハネウェル、イラク南東部でガス開発
イラク石油省は、米複合企業ハネウェルと南東部のラタウィ（Ratawi）・ガスハブプロジェクトで提携することで合意した。イラク政府と複数の米エネルギー企業が交わした契約のうちの一つで、全体の契約額は最大・・・ -
暫定政府が東部勢力との停戦発表＝ＬＮＡは拒否
リビアの首都トリポリを拠点に西部を支配するシラージュ暫定政府は８月21日、軍事組織「リビア国民軍（ＬＮＡ）」が率いる東部の武装勢力との停戦を発表した。東部の分裂勢力「代表議会（ＨｏＲ）」のサレハ議長も・・・ -
シリア、パイプライン爆発で全土停電
シリアの首都ダマスカス郊外で８月23日夜、ガスパイプラインが爆発し、全土で停電が発生した。ガーニム石油鉱物資源相は「テロ攻撃によるもの」との見方を示している。シリア国営メディアが伝えた。 爆発は、ダマ・・・ -
サウジアラムコ、経営企画部門立ち上げ
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは８月23日、コーポレート・デベロップメント部門を立ち上げると発表した。ポートフォリオを最適化する狙いで、９月13日から始動する。 同部門は、価値創出や既存資・・・ -
トルコ、黒海で大型ガス田発見
トルコのエルドアン大統領は８月21日のテレビ演説で、黒海で過去最大規模の天然ガス田を発見したと発表した。推定埋蔵量は3,200億立方メートルで、今後にさらなる発見もあり得るとしている。早ければ2023・・・ -
カタール石油、仏トタルのアンゴラ鉱区に参画
カタールの国営石油カタール・ペトロリアムは、アンゴラ沖ローワーコンゴ海盆の第48鉱区について、権益30％を取得することで仏石油メジャーのトタルおよびアンゴラ国営石油会社（Sonangol、ソナンゴル）・・・ -
ソナトラック、独ウィンターシャルと提携拡大
アルジェリアの国営石油・ガス会社ソナトラックは８月17日、独化学大手ＢＡＳＦとロシアの投資会社レターワン（Ｌ１）グループによる石油・ガスの合弁会社ウィンターシャルＤＥＡと、アルジェリア国内外の油ガス田・・・ -
独シーメンス、エジプト石化施設の保守受注
独総合電機大手シーメンスの電力・ガス部門シーメンス・エナジーは８月16日、エジプト第２の都市アレクサンドリアにある石油化学複合施設の予防保守サービスを受注したと発表した。契約期間は10年間で、保守点検・・・ -
ＡＤＮＯＣのガス田再入札、６社が応札準備か
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）が行なっているダルマ（Dalma）・ガス田開発プロジェクトの再入札に、欧米やアジアなどの６社が応札準備を進めているもようだ。・・・ -
サウジアラムコ、配当維持に向け設備投資縮小か
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、今年の設備投資計画をさらに縮小し、総額200億～250億ドルにとどめる方針のようだ。昨年12月の新規株式公開（ＩＰＯ）時に約束した配当を維持するため。消息・・・ -
日揮、イラクのバスラ製油所の近代化受注
日揮（ＪＧＣ）は８月12日、海外ＥＰＣ（設計・調達・建設）事業会社である日揮グローバルが、イラク南東部のバスラ製油所の近代化プロジェクトに関する発注内示書を受領したと発表した。同国の復興と経済発展に貢・・・ -
座礁した日本船、船上の燃料油を全量回収
商船三井は８月13日、モーリシャス沖で７月下旬に座礁した運航船「WAKASHIO（わかしお）」の船上に残っていた推定約3,000トンの燃料油をほぼ全て回収したと発表した。船外へのさらなる流出は食い止め・・・ -
トルコ大統領「東地中海問題は対話で解決」
トルコのエルドアン大統領は８月13日、与党・公正発展党（ＡＫＰ）の会合での演説で「東地中海での油ガス探査を巡るギリシャとの対立を解決する鍵は、対話と交渉にある」と話した。「不必要な冒険や緊張を求めては・・・ -
カタールのガス田ＥＰＣＩに欧米などの９社応札
カタールの国営石油カタール・ペトロリアムがペルシャ湾のノースフィールド（North Field）・ガス田で進める「ノースフィールド生産持続可能性（ＮＦＰＳ）」プロジェクトの第１パッケージ入札が締め切ら・・・ -
モーリシャス沖の座礁船、亀裂拡大で折損の恐れ
商船三井は８月11日、モーリシャス沖で７月下旬に座礁した運航船「WAKASHIO（わかしお）」の船体の亀裂が拡大していると明らかにした。同国のジャグナット首相は、船体が「真っ二つ」に折れる恐れがあると・・・ -
ギリシャ、東地中海での探査巡りトルコ非難
ギリシャ政府は、トルコが東地中海で油ガス田の探査活動を再開したことに警戒感を示している。トルコは、エジプトとギリシャが先に東地中海に両国の排他的経済水域（ＥＥＺ）を設ける内容の合意文書に調印したことを・・・
