政治
-
司法改革関連法を強行＝イスラエルで大規模デモ
ネタニヤフ政権が進める司法改革を巡り、イスラエル国会（一院制、定数120）は７月11日、司法当局が政府の決定を覆す権限を縮小する法案を第１読会で承認した。これを受け、国内各地では大規模な抗議デモが起き・・・ -
イランとスーダンが外相会談＝国交回復へ前進
イランのアブドラヒアン外相とスーダンのサデク外相代理は７月６日、アゼルバイジャンの首都バクーで会談を行い、国交回復に向けた協議を進めることで合意した。両国の外相による対話は７年ぶりで、国交断絶以降で初・・・ -
ナイジェリア、経済再建へ大なた
ナイジェリアのティヌブ新大統領は７月６日、使い捨てプラスチック製品への課税を一時停止するなど、製造業界などを対象とする経済改革案を発表した。過去数十年で最大規模の政策になるもようだ。ティヌブ氏は５月2・・・ -
クウェート、エネルギー分野に大規模投資へ
クウェートのバラク副首相兼石油相は７月６日、2040年までにエネルギー分野に3,000億ドル超を投資する方針を明らかにした。併せて、国内の石油生産能力を24年末までに日量320万バレルに引き上げる目標・・・ -
サウジ・エネルギー相「露との協力関係は強固」
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は、同国とロシアが協調して石油の追加減産を打ち出したことは、石油市場の安定に向けた両国の協力関係が強固であることの表れとの考えを示した。ロイター通信などが７・・・ -
イラン、オマーン沖で商船拿捕未遂＝米が阻止
米海軍の第５艦隊は７月５日、イラン軍がオマーン沖で石油タンカー２隻の拿捕（だほ）を試みたため、これを阻止したと明らかにした。イラン軍による発砲などは確認されたが、船体の大きな損傷や人的被害はなかった。・・・ -
第55回：スーダン戦闘激化が招くダルフール紛争再燃の危機
正規軍と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」の対立が激化するスーダン。西部ダルフール地方では、黒人住民が襲撃されて多数の犠牲者が出るなど治安が急激に悪化している。襲撃しているのはアラブ系の民兵らで、Ｒ・・・ -
イランが上海協力機構に加盟＝欧米との対立深化
中国とロシアが主導する上海協力機構（ＳＣＯ）は７月４日、オンライン首脳会談を開催し、イランの正式加盟を承認した。同国は９番目の加盟国となる。米国との緊張関係が続くイランの加盟により、ＳＣＯと欧米の対立・・・ -
トルコとエジプト、10年ぶりに大使再派遣へ
トルコとエジプトの外務省は７月４日、両国の外交関係を格上げし、10年ぶりに互いに大使を再派遣すると発表した。両国は2021年から関係改善に向けた協議を進めていたが、この大使復帰が実現すれば事実上の国交・・・ -
ＯＩＣ、コーラン燃やす抗議活動巡り会合
57のイスラム諸国・地域で構成されるイスラム協力機構（ＯＩＣ）は７月２日、サウジアラビア西部のジッダで緊急会合を実施した。スウェーデンの首都ストックホルムで、男がイスラム教の聖典コーランを燃やす抗議活・・・ -
第１回：サウジ外交、絶妙なバランス
目まぐるしく変化している2023年の中東情勢。中でも外交面で存在感を示しているのがサウジアラビアだ。イランとの国交正常化に始まり、シリアの国際社会復帰をサポート。スーダン紛争では諸外国市民の脱出を支援・・・ -
エチオピア、ＢＲＩＣＳへの加盟を申請
エチオピア外務省は６月29日、ＢＲＩＣＳ（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）への加盟を申請したと発表した。国営エチオピア通信（ＥＮＡ）が伝えた。 外務省の報道官は、加盟申請の書類を正式に提出・・・ -
ネタニヤフ首相、司法改革案を一部取り下げ
イスラエルのネタニヤフ首相は６月29日、司法改革案で最大の争点となっていた条項を削除したと明らかにした。この条項は議会に最高裁判所の判決を覆す権限を与えるものだが、法案成立に向け妥協した格好となる。 ・・・ -
ＥＵ、ミサイル開発巡る対イラン制裁継続へ
欧州連合（ＥＵ）は、弾道ミサイルなどの開発を巡る対イラン制裁を継続するもようだ。現行の制裁は10月18日に失効するが、既にイランに制裁延長の意向を通達したという。複数の関係者の話を元に、ロイター通信が・・・ -
サウジの米総領事館付近で銃撃、２人死亡
サウジアラビア西部ジッダの米総領事館付近で６月28日、武装した男と治安当局者による銃撃戦が起こり、男とネパール人警備員の２人が死亡した。米国防総省の報道官によると、米国人を含む領事館関係者に被害はない・・・ -
南ア、独とグリーン水素での協力で合意
南アフリカとドイツは６月27日、グリーン水素分野で協力することで合意した。「水素タスクフォース」を新設し、南アでのグリーン水素の生産とドイツへの輸出を支援する。 合意文書には、南アのラモクゴパ電力相と・・・ -
シエラレオネ大統領選、現職ビオ氏が再選
シエラレオネで６月24日に行われた大統領選挙で、与党・シエラレオネ人民党（ＳＬＰＰ）のジュリアス・ビオ氏（59）が再選を果たした。ビオ氏の得票率は56.17％で、対立候補だった野党・全人民会議（ＡＰＣ・・・ -
米、ワグネルの資金調達に関与の４社に制裁
米財務省は６月28日、ウクライナやアフリカでロシア軍の作戦に参加している民間軍事会社ワグネル・グループとその創設者エフゲニー・プリゴジン氏に関わりのある企業４社と個人１人に制裁を科したと発表した。 制・・・ -
スーダン準軍事組織、一方的に停戦宣言＝犠牲祭
スーダンで正規軍との衝突を続ける準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」が、イスラム教のイード・アルアドハー（犠牲祭）を理由に一方的な停戦を宣言した。期間は６月27～28日の２日間としている。一方の正規軍・・・ -
エジプト・インド首脳会談＝貿易・投資拡大へ
エジプトのシシ大統領は６月25日、カイロでインドのモディ首相と会談し、両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げする共同宣言に署名した。インド首相のエジプト訪問は20年以上ぶりとなる。 エジプト大・・・
