政治
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第16回：イエメン内戦の見通しと中東秩序への影響
2015年１月に、シーア派系イスラム武装組織フーシ派が大統領官邸を乗っ取ったことを契機に本格化したイエメン内戦。近隣諸国を巻き込んだこの内戦には終わりが見えず、中東秩序を読む上での混乱要素の１つとなっ・・・ -
トルコ、改憲めぐる国民投票を４月16日に実施
トルコで、首相職を廃止して大統領の権限を強化する憲法改正案の是非を問う国民投票が４月16日に実施されることが決まった。過半数の賛成を得られれば改憲が実現する。ヌーマン・クルトゥルムシュ副首相の話として・・・ -
アブドラヒ元首相が大統領に就任
ソマリアで２月８日、議会で大統領選が行われ、アブドラヒ元首相（55）が現職のモハムド氏を制して勝利した。選挙は昨年10月に行われる予定だったが、国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織「アルシャバ・・・ -
第15回：トランプ政権の対中東政策とそのリスク
ついに米国トランプ政権が誕生した。その外交政策は、就任前からの彼の発言や主要閣僚の顔ぶれなどから、中東地域に対し極めて強硬的になると考えられており、「トランプ・リスク」との語が聞かれることも少なくない・・・ -
アフリカ連合、モロッコの再加盟を承認＝32年ぶり
アディスアベバで１月30日開幕したアフリカ連合（ＡＵ）の首脳会議（サミット）で、モロッコの再加盟が承認された。同国は西サハラの領有権を主張するポリサリオ戦線の加入への反発からＡＵの前身であるアフリカ統・・・ -
ＡＵ、新委員長にチャドのファキ外相を選出
１月30日から開かれているアフリカ連合（ＡＵ）の首脳会議（サミット）で、チャドのムーサ・ファキ・マフマト外務・アフリカ統合相（56）が新たな委員長に選出された。ヌコサザナ・ドラミニ・ズマ前委員長（南ア・・・ -
ＢＡＥ、トルコの戦闘機開発に協力
英航空・防衛大手ＢＡＥシステムズは、トルコ空軍の第５世代ジェット戦闘機「ＴＦＸ」の初期開発段階の協力で国営のトルコ航空宇宙産業（ＴＡＩ）と契約を結んだと発表した。取引額は１億ポンド超に上る見込み。メイ・・・ -
トランプ米大統領、サウジ・ＵＡＥ首脳と会談
トランプ米大統領は１月29日、サウジアラビアのサルマン国王およびアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン皇太子と電話会談を行った。それぞれ中東地域の安全保障政策や経済面での協力を・・・ -
ＮＡＴＯ、クウェートに中東拠点開設
北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）は１月24日、クウェートに地域センターを開設したと発表した。中東諸国との軍事提携を強化する狙いで、同地域への拠点開設は初となる。 ＮＡＴＯは2004年、クウェートとバーレー・・・ -
第７回：堅実な経済運営で外資を呼び込むモロッコ
モロッコの2006年以降の平均経済成長率は約4.5%と、同時期のアフリカの平均（約4.1％）を上回っており、華しさはないが着実な成長を遂げている。この間に「アラブの春」の政治民主化運動やイスラム過激派・・・ -
ジュグノート首相が辞任＝後任に息子を指名
モーリシャスのアヌルード・ジュグノート首相（86）が１月23日に辞任した。後任に息子で財務相を務めるプラビンド・ジュグノート氏（55）を指名しており、野党が反感を示している。ＡＦＰ通信などが伝えた。 ・・・ -
トルコ議会、大統領強化権限の改憲案を最終承認
トルコ議会（定数550）は21日、首相職を廃止して大統領の権限を強化する憲法改正案を賛成339票で最終的に承認した。エルドアン大統領が15日以内に署名した上で国民投票を実施し、過半数の賛成を得られれば・・・ -
第14回：南アフリカ経済の低空飛行
アフリカ諸国の中で最も経済的に進んでおり、バランスの取れた産業構造を持つ南アフリカ。しかし国内外の経済環境を考えると、その景気見通しは必ずしも順調とはいえない。大陸随一の経済大国は、この先どのような成・・・ -
バロウ次期大統領、就任までセネガルに滞在
ガンビアのアダマ・バロウ次期大統領が、19日の就任日まで隣国のセネガルに滞在することになった。昨年12月１日に実施された大統領選に敗れた現職のヤヒヤ・ジャメ大統領が投票結果の受け入れを拒否し、国内で混・・・ -
トルコ議会、大統領の強権化めぐる改憲案を可決
トルコ議会（定数550）は12日夜、大統領の権限強化を含む改憲３案を賛成多数で可決した。今春に行われる改憲案をめぐる国民投票に向けたもので、エルドアン大統領の強権化に向けた動きがさらに進んだ格好だ。ア・・・ -
チャド、リビア国境閉鎖＝過激派の侵入防止
チャド政府は、北部のリビアとの国境を閉鎖したと発表した。紛争地帯からのイスラム過激派の流入を防ぐためで、国境地帯への軍隊派遣も計画している。ロイター通信などが伝えた。 リビアは2011年の民衆蜂起で4・・・ -
中国の王毅外相、アフリカ５カ国訪問
中国の王毅外相が１月７～12日の日程で、マダガスカル、ザンビア、タンザニア、コンゴ共和国、ナイジェリアの５カ国を訪問している。途上国との関係強化の一環で、年初に中国外相がアフリカ諸国を巡るのは過去20・・・ -
ラフサンジャニ元大統領が死去
イランのラフサンジャニ元大統領が１月８日、テヘラン市内の病院で死去した。82歳だった。死因は心臓発作という。政府は３日間にわたり喪に服すことを決めた。国営イラン通信（ＩＲＮＡ）が伝えた。 ラフサンジャ・・・ -
ガンビア、ジャメ大統領の進退巡り混乱
ガンビアで、先の大統領選挙の結果を巡る混乱が続いている。野党候補に敗北した現職のジャメ大統領が、投票結果の受け入れを拒否する姿勢に転じたため。ＢＢＣ電子版などが伝えた。 昨年12月に行われた大統領選で・・・ -
第13回：2017年中東・アフリカ経済10大展望
昨年も多くのニュースがメディアを賑わせた中東・アフリカ地域の政治経済。新たな年を迎え、以下に示す10の展望に注目したい。なお、展望１～５は確度が高い展望、展望６～10は筆者の“空想”を含むものとご理解・・・
