軍事
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第１回：サウジ外交、絶妙なバランス
目まぐるしく変化している2023年の中東情勢。中でも外交面で存在感を示しているのがサウジアラビアだ。イランとの国交正常化に始まり、シリアの国際社会復帰をサポート。スーダン紛争では諸外国市民の脱出を支援・・・ -
ＥＵ、ミサイル開発巡る対イラン制裁継続へ
欧州連合（ＥＵ）は、弾道ミサイルなどの開発を巡る対イラン制裁を継続するもようだ。現行の制裁は10月18日に失効するが、既にイランに制裁延長の意向を通達したという。複数の関係者の話を元に、ロイター通信が・・・ -
米、ワグネルの資金調達に関与の４社に制裁
米財務省は６月28日、ウクライナやアフリカでロシア軍の作戦に参加している民間軍事会社ワグネル・グループとその創設者エフゲニー・プリゴジン氏に関わりのある企業４社と個人１人に制裁を科したと発表した。 制・・・ -
スーダン準軍事組織、一方的に停戦宣言＝犠牲祭
スーダンで正規軍との衝突を続ける準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」が、イスラム教のイード・アルアドハー（犠牲祭）を理由に一方的な停戦を宣言した。期間は６月27～28日の２日間としている。一方の正規軍・・・ -
サウジの防衛ＳＣＯＰＡ、エアバスとヘリ生産
サウジアラビアの防衛企業ＳＣＯＰＡインダストリーズは６月19日、欧州航空・防衛最大手エアバスと共同で軍用および民用ヘリコプターを国内生産することで合意したと発表した。向こう20年間で250億リヤル（6・・・ -
アフリカ代表団、ウクライナ・ロシア歴訪
アフリカ７カ国の代表団は６月16～17日、ウクライナとロシアを歴訪し、和平実現に向けた協議を行った。アフリカ代表団は両国に停戦を呼びかけたが、それぞれの首脳は相手国への批判に終始し、大きな成果は得られ・・・ -
サウジ皇太子、パリでマクロン大統領と会談
サウジアラビアのムハンマド皇太子は６月16日、フランスのマクロン大統領とパリで会談した。マクロン大統領は、サウジの防衛力強化や、脱石油依存に向けた長期経済計画「ビジョン2030」に対する支援を表明。ま・・・ -
スーダン、停戦失効で再び戦闘激化
スーダンの正規軍と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」の停戦合意が６月３日夜、失効した。これを受けて、両者の戦闘が再び本格化している。ロイター通信などが伝えた。 首都ハルツームでは南部で激しい空爆や地・・・ -
ＮＡＴＯ事務総長、エルドアン大統領と会談
北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のストルテンベルグ事務総長は６月４日、イスタンブールでトルコのエルドアン大統領と会談し、同国が難色を示すスウェーデンのＮＡＴＯ加盟承認について協議した。両氏は、トルコとスウ・・・ -
伊政府、サウジへの武器売却禁止を解除
イタリア政府は５月31日、サウジアラビアに対して導入していた武器売却の禁止措置を解除すると発表した。イタリアは2019年から、イエメン内戦での使用を防ぐ目的でサウジへの武器供給を禁止していた。 政府は・・・ -
第54回：スーダンの歴史の「if」＝ジョン・ガランがもし生きていたら…
正規軍と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」が衝突したスーダン情勢は、スーダン在留の外国人らが一斉に国外脱出を図ったこともあり、国際的に大きな注目を集めることになった。アフリカ最大の面積を誇ったスーダ・・・ -
カタール首相、タリバン最高指導者と会談か
カタールのムハンマド首相兼外相が、アフガニスタンを実効支配しているイスラム主義組織タリバンの最高指導者、アクンザダ師と秘密裏に会談を行ったもようだ。ロイター通信が５月31日に報じたもので、同組織と国際・・・ -
トルコ大統領、米露ウクライナと外交再開
トルコ大統領選挙の決選投票で３選を果たしたエルドアン大統領が早速、各国首脳との外交再開に乗り出している。５月29日には、米国のバイデン大統領やロシアのプーチン大統領ら世界各国の首脳から祝福の電話を受け・・・ -
日・ＵＡＥ「防衛装備品・技術移転協定」に署名
日本とアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の両政府は５月25日、「防衛装備品・技術移転協定」に署名した。日本の外務省が発表した。両国間で輸出入される防衛装備品・技術の取り扱いに関する法的枠組みを設定するもので、・・・ -
アラブ連盟首脳会議、シリア大統領が出席
サウジアラビア西部のジッダで５月19日、アラブ連盟首脳会議（サミット）が開催された。シリアのアサド大統領が12年ぶりに出席し、終了後の共同宣言ではシリアの安定を支援する姿勢が打ち出された。またウクライ・・・ -
第54回：好転の兆しがみえないスーダン情勢＝米・サウジ主導の停戦協議に注目集まる
スーダンにおける国軍（ＳＡＦ）と準軍事組織「即応支援部隊（ＲＳＦ）」の武力衝突は、４月15日の発生から１カ月超が経過した。首都ハルツームで始まった戦闘は国内各地に波及し、スーダン保健省によると、５月頭・・・ -
イスラエル、ガザ過激派が停戦合意
イスラエル政府は５月13日、エジプトの仲介により、パレスチナの過激派「イスラム聖戦」と停戦で合意したと発表した。午後10時（現地時間）の停戦発効後も約２時間にわたり交戦が続いたが、双方とも合意を順守す・・・ -
南ア、ロシアに武器提供か＝米が懸念表明
米国のブリゲティ駐南アフリカ大使は５月11日、昨年12月に南アからロシアに武器が提供されたとの見解を示し、米国の深い懸念を表明した。南ア側は疑惑を否定しながらも、独立調査を行うとしている。 ブリゲティ・・・ -
トルコとシリアの関係改善向け４カ国外相が協議
ロシア、イラン、シリア、トルコの外相は５月９～10日にモスクワで会談し、トルコとシリアの関係正常化について協議した。各国の外務省が発表した。トルコとシリアはシリア内戦が始まった2011年から国交を断絶・・・ -
イスラエル軍がガザで空爆＝13人死亡
イスラエル軍は５月９日、パレスチナ自治区ガザで過激派「イスラム聖戦」の拠点を狙った空爆を行い、同組織の幹部３人を含む13人が死亡した。イスラム聖線は報復を宣言しており、武力衝突の再燃が懸念されている。・・・
