特集・連載
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第29回：堅調な対コートジボワール直接投資
コートジボワール投資促進センター（ＣＥＰＩＣＩ）の統計によると、2017年の対コートジボワール直接投資件数は許可ベースで前年比２件増の227件、投資額は30.6％減の4,662億6,800万ＣＦＡフラ・・・ -
第17回：中東・北アフリカ諸国における教育と労働市場
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）諸国では、教育機関への補助金供与を通して、多額の税金が教育に投入されている。ＭＥＮＡの非産油国の多くで、旧宗主国から独立後、国家プロジェクトとして高等教育の人材育成が重視さ・・・ -
第７回：リラ下落がトルコの観光ビジネスには追い風に
９月13日のトルコ中央銀行による政策金利の引き上げを受け、リラ相場は比較的落ち着きを取り戻している。それでも、年初来の対ドル下落率は40％近い水準だ（９月26日時点）。足元では、原材料や中間財の輸入コ・・・ -
第38回：新興国ショックと中東アフリカ為替相場
４月のアルゼンチン・ショックを皮切りに、トルコリラ相場の動きも含めて、新興国通貨の不安定化がメディアを騒がせている。新興国通貨の共倒れやアジア通貨危機の再来はあるのか？中東・アフリカ諸国の為替市場への・・・ -
第28回：エジプト経済は回復基調＝自動車販売や建設業、観光業が好調
エジプトでは2011年の「アラブの春」以降、経済が悪化し、外貨が不足して輸入が困難な状況であった。さらに、通貨価値下落、物価上昇により輸入品や高級品の購入が伸び悩んでいた。外貨不足が解消し、2018年・・・ -
第７回：南アフリカの人権問題をあおるトランプ米大統領の発言
トランプ米大統領が８月下旬、自身のツイッターに「南アフリカの土地収用と農民の大規模な殺害について調査するようポンペオ国務長官に指示した」と投稿、これに対し南ア政府が強く反発する事態となった。トランプ大・・・ -
第16回：中東・北アフリカ諸国における公共部門と労働市場
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）諸国の労働市場において、全就業者に対する公共部門の雇用は大きな比率を占めている。これは、旧社会主義国や産油国において共通する特徴であるが、ＭＥＮＡ諸国は他と比べても公共部門・・・ -
第６回：トルコが直面している問題とは何なのか？
トルコリラの暴落が紙面をにぎわせている。2018年以降の対ドル下落率は一時40％を超え、通貨危機の危険性が叫ばれる。しかし、そもそもトルコが直面している問題とは何であり、今後どのような事態が想定される・・・ -
第27回：接近するイスラエルと中国 〜押し寄せるヒトと技術探索の動き〜
中東地域でも現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を進める中国は、近年イスラエルとの関係を緊密化させている。中国は歴史的にアラブ諸国寄りの姿勢を維持してきたが、1992年にイスラエルと外交関係を樹立・・・ -
第37回：ナイジェリアのテロリスクと経済成長
アフリカ随一の経済大国でありながら、政治ガバナンスの脆弱（ぜいじゃく）性や治安・社会情勢の悪さによりビジネスの対象としにくいと思われがちなナイジェリア。産油国であるため近年の油価上昇は景気にプラスだが・・・ -
第６回：アフリカから欧州への移民流入=ＥＵの対策は有効か？
難民・移民の大量流入に頭を悩まされてきた欧州。欧州連合（ＥＵ）首脳は６月末、流入を防ぐためにＥＵ域外に「入域管理施設」を新たに設置し、保護が必要な難民と経済移民とをそこで選別することで合意した。アフリ・・・ -
第15回：中東・北アフリカ諸国における海外出稼ぎと労働市場
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）諸国の経済において、産油国で発生するレントは非産油国の労働市場にさまざまな影響を及ぼしている。ＭＥＮＡにおけるレントは主に、原油の輸出収入で得た外貨のことを指すが、産油国に・・・ -
第５回：急速に変化するサウジアラビアと、中東を取り巻くビジネス環境の変容
サウジアラビアは、これまで内政面では厳格なイスラム教義に基づく保守的な政策を、外交面では米国追従型の政策を取り続けてきた。しかし、そのどちらも変わりつつある。変化を主導しているのは、サルマン現国王の実・・・ -
第26回：サウジ、女性の運転解禁による経済効果は実感できるか
サウジアラビアで６月24日、女性の運転が解禁された。３月以降、国内主要５都市に女性専用の教習所が順次開設され、５月には国内初の女性向け自動車展示会が首都リヤドで開催された。また、現地紙では連日のように・・・ -
第36回：トルコ経済、小康状態の後は？
６月24日の大統領選挙でエルドアン大統領が再選された後も、トルコ経済には不透明感が強い。通貨リラの対ドル相場は、大統領再選の報を受けてそれまでの下落基調はいったん止まり、経済は総じて小康状態にあるよう・・・ -
第５回：アビー・エチオピア首相の急進改革は成就するか
少数民族が事実上、多数派を政治的に支配する状況が続いてきたエチオピアで変革の風が吹いている。抑圧されてきた最大民族出身で４月に就任したアビー・アハメド首相（41）が矢継ぎ早に改革に着手し、政治や経済の・・・ -
第14回：中東・北アフリカ諸国における労働市場の不均衡
中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）諸国には、世界銀行の表現を借りれば、未利用の人的資源（untapped human resources）が多く存在する。これは、労働市場に参加していない非労働力人口が多く存・・・ -
第４回：イラン核合意＝トランプ政権の狙いとイランを取り巻くビジネス環境の変化
米国のトランプ大統領は５月８日、イランとの核合意、すなわち包括的共同行動計画（ＪＣＰＯＡ）からの離脱を発表し、国内関係省庁に対し、イランに対する経済制裁を復活させるための手続きを開始するよう指示した。・・・ -
第35回：次回ＯＰＥＣ総会の見所と原油相場の変質
国際原油市況がブレントでみておおむね70ドル/バレル台後半で安定的に推移している。相場を下げる若干の報道もあったが、一頃みられたような下方リスクを警戒する必要は大幅に低減した。その根底には、石油輸出国・・・ -
第４回：イスラム過激派と犯罪組織の関係
アフリカを勢力園としてテロ活動を続けているイスラム過激派の組織について考察する場合、宗教的・イデオロギー的な側面を探り、より深く掘り下げていくことが重要であることは言うまでもない。一方で、別の側面、組・・・
