JETRO’s Eye 中東・アフリカ
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第14回：経済は高成長も、岐路に立つコートジボワール
コートジボワールでは2012年以降、年間平均９％台の高い経済成長が続く。アビジャン港を起点とした周辺国への物流網や、安定した電力供給を強みに、周辺国市場を狙う外資の誘致も進んでいる。政府は2020年ま・・・ -
第13回：観光産業の「比重」の大きさ＝エジプト
エジプト航空が、10月29日から成田―カイロ間の直行便を再開することを決定した。日本地区総代理店が６月に発表したもので、政権交代の混乱期にあった2013年７月以来となる。日本からの訪問客数は回復傾向に・・・ -
第12回：日本企業のアフリカ進出動向：経済減速も進出は増加傾向
2016年に第６回アフリカ開発会議（ＴＩＣＡＤ６）がケニアの首都ナイロビで開催され、多くの日本企業が集結したことをご記憶の方もおられるだろう。2019年に日本で開催予定の次回ＴＩＣＡＤに向けて、201・・・ -
第11回：変わりつつあるサウジ社会＝国内から見た変化
2014年後半からの原油価格の下落による歳入減と自国での石油消費の増大に危機感のあるサウジアラビア政府は、昨年４月に「サウジビジョン2030」（以下、ビジョン）を発表し、石油依存からの脱却を目指す政・・・ -
第10回：エチオピアにおけるインドとの連携を考える
先日、インド・ニューデリーに出張した。首脳間の合意に基づき、日印両政府はアフリカでの連携強化を政策目標に掲げている。ジェトロはインド工業連盟（ＣＩＩ）と共催で、両国の企業を対象に「インドから見るアフリ・・・ -
第９回：人口増加に伴うインフラ整備、日本企業への期待
2017年５月に建国69周年を迎えるイスラエルでは、人口の増加傾向が続いている。中央統計局によると2004年末の686万9,500人から863万800人（2016年末）と、ここ10年余りで約176万人・・・ -
第８回：英国のＥＵ離脱とアフリカ
英国のテリーザ・メイ首相は、1月17日に欧州連合（ＥＵ）からの離脱に関する基本方針を明らかにした。今後行われるＥＵとの離脱交渉において、移民の制限などを優先事項とし、ＥＵ単一市場からの脱退など経済的な・・・ -
第７回：堅実な経済運営で外資を呼び込むモロッコ
モロッコの2006年以降の平均経済成長率は約4.5%と、同時期のアフリカの平均（約4.1％）を上回っており、華しさはないが着実な成長を遂げている。この間に「アラブの春」の政治民主化運動やイスラム過激派・・・ -
第６回：ＵＡＥに進出している各国企業の動向
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）経済省によると、500社以上のグローバル企業が同国に地域統括拠点を設置しており、中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）地域の経済ハブとして位置付けられているのが分かる。本稿では、ＵＡＥ・・・ -
第５回：不況にあえぐ大国ナイジェリアをどう見るか
2014年までの15年間で年平均7.8％の成長を謳歌（おうか）してきたナイジェリア経済は、2014年後半に始まった原油価格の下落によって、一転して試練の時を迎えている。国際通貨基金（ＩＭＦ）は2016・・・ -
第４回：トルコ・リスクをどう見るか
エルドアン大統領が政権の座に就いた2002年から2015年までの平均経済成長率は4.7％と、この10年強で目覚ましい発展を遂げたトルコ。その成長をけん引したのが外資であり、進出日本企業数も過去５年で２・・・ -
第３回：原油安で注目されるアルジェリアの動き
天然ガス・石油が輸出額の95％以上を占めるアルジェリアでは、原油価格の下落に伴い貿易赤字が拡大している。政府は諸制度の導入により輸入制限を図る一方で、新投資法の制定など投資推進策を展開。こうした中、自・・・ -
第２回：英国から見たアフリカビジネスの可能性とブレグジットの影響
アフリカの経済成長は資源価格の低迷に伴い減速傾向にあるが、欧米や中国、インド、韓国などは官民一体となって最後のフロンティアであるアフリカ市場で攻勢をかけている。本稿では、英国から見たアフリカビジネスの・・・ -
第１回：日本企業の中東進出動向＝リスク対策は必須もビジネス拡大に意欲
外務省によると、2015年10月時点で日本企業は中東地域に756社が進出している。アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）が断然のトップで全体の半数近い304社、続いてトルコが138社、サウジアラビアが119社とな・・・
