石油・石炭・ガス
-
ＡＤＮＯＣ、ＯＭＶにガス田権益５％を売却
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は12月19日、オーストリアの石油大手ＯＭＶに、アブダビ沖のGhashaガス田などを含む複数の鉱区から成る大型プロジェクトの権益５％を売却・・・ -
神戸製鋼、アルジェリアの還元鉄プラントが稼働
神戸製鋼は12月18日、アルジェリア初のミドレックス（Midrex）直接還元鉄プラントが完成し、生産を開始したと発表した。高品質な鉄鋼製品の生産に寄与するとともに、輸入スクラップの購入削減も期待できる・・・ -
サウジの2019年度予算、経済促進で歳出が過去最大
サウジアラビア政府は12月18日、2019年度予算を発表した。歳出は2018年度から7.3％増加し、過去最高の１兆1,060億リヤル（2,950億ドル）に拡大する見通し。原油価格の下落により停滞する経・・・ -
英シェル、オマーンにバンカリング施設を建設
英・オランダ資本の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルは12月17日、オマーン東部のドゥクム（Duqm）港にバンカリング（船舶燃料の補給）施設を建設すると発表した。同港を運営するポート・オブ・ドゥクム・カ・・・ -
貿易収支、11月は赤字拡大
イスラエル中央統計局（ＣＢＳ）は12月13日、11月の貿易収支（パレスチナ自治区との貿易を除く、速報値）が18億6,240万ドルの入超となったと発表した。輸入が大きく伸びた一方で、輸出が縮小したため、・・・ -
カタール国営石油、メキシコ湾の少数権益を取得
国営石油カタール・ペトロリアムは12月16日、伊石油大手エニ（Ｅｎｉ）からメキシコ湾にある浅海油田３カ所の権益35％を取得することで合意したと発表した。国外の油田開発に注力する戦略の一環。ロイター通信・・・ -
ナイジェリア、英シェルと伊エニを贈賄で提訴
ナイジェリア政府は12月14日、英・オランダ資本の石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルと伊石油大手エニ（Ｅｎｉ）を英高等法院に提訴した。両社が2011年、ギニア湾にある石油鉱区「OPL-245」の開発免許・・・ -
中国ＣＮＰＣ、ペルシャ湾のガス田投資を凍結
中国石油天然ガス集団（ＣＮＰＣ）が、ペルシャ湾にあるサウスパース（South Pars）ガス田への投資を凍結するもようだ。対イラン経済制裁を再発動した米国から圧力がかかったとみられる。中国の政府関係者・・・ -
露ロスネフチ、イランプロジェクトを中止か
露国営石油大手ロスネフチは、国営イラン石油公社（ＮＩＯＣ）との同国における複数の石油・ガス開発プロジェクトを中止するもようだ。投資総額は最大300億ドルが見込まれていた。関係者の話を元に、露経済紙ベド・・・ -
仏トタル、モーリタニア沖で２鉱区の権益取得
仏石油メジャーのトタルは12月12日、モーリタニアの石油・エネルギー・鉱業省と同国沖の海底油田２鉱区の権益それぞれ90％を取得することで合意したと発表した。モーリタニアでの地位を強化する狙い。 取得す・・・ -
南ア鉱業生産、10月は3.3％増加
南アフリカ統計局は12月11日、10月の鉱業生産指数（2015年＝100、季節要因調整済み）が102.2ポイントとなり、前月比3.3％上昇したと発表した。伸びは９月の0.7％から加速している。 10月・・・ -
第40回：2018年の中東・アフリカ経済を振り返る
当コラムの第31回（2018年１月４日付第82号）では、2018年の10大展望として、発生する可能性が高いと予測する５点と、発生確率は低いが意識しておきたい５点を指摘した。本年の最終稿として、同コラム・・・ -
イラク、イラン産ガス輸入で米制裁免除を申請へ
イラクはイラン産ガスの輸入継続に向け、米国の対イラン制裁の適用免除を申請する方針だ。近く米国に交渉団を派遣する予定という。アブドルマハディ首相の話を元に、ロイター通信が12月12日伝えた。 米国は５月・・・ -
カタール国営石油、モザンビークの油田権益取得
カタールの国営石油カタール・ペトロリアムは12月８日、米石油メジャーのエクソンモービルからモザンビークの海底油田３鉱区の権益10％を取得することで合意したと発表した。カタール・ペトロリアムがモザンビー・・・ -
サウジの石化２社、合併で最終合意
サウジアラビアの石油化学企業サウジ・インターナショナル・ペトロケミカル（シプケム）は、同業サハラ・ペトロケミカルと合併することで最終的な合意に至ったと発表した。これにより、業界で国内６位に浮上する。 ・・・ -
中国・振華石油、アブダビ油田の権益４％を取得
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は12月９日、アブダビ首長国の陸上油田の権益４％を中国国営の振華石油が取得したと発表した。中国の複合企業（コングロマリット）、中国華信（Ｃ・・・ -
ＯＰＥＣと非加盟国、120万バレル減産で合意
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟産油国は12月７日開いた閣僚級会合で、来年１月から半年間にわたり原油生産量を日量120万バレル減らすことで合意した。ＯＰＥＣはこの前日の総会で減産の方針を決・・・ -
エジプトのインフレ率、11月は15.7％に減速
エジプト中央動員統計局（ＣＡＰＭＡＳ）は12月10日、11月の都市部の消費者物価指数（ＣＰＩ）が前年同月比15.7％上昇したと発表した。伸びは10月の17.7％から減速。市場予想を上回った。 農村部を・・・ -
ナイジェリア経済、第３四半期は1.8％増に加速
ナイジェリア国家統計局（ＮＢＳ）は12月10日、2018年第３四半期（７～９月）の実質国内総生産（ＧＤＰ）が前年同期比1.8％拡大したと発表した。伸びは第２四半期の1.5％から加速している。 ナイジェ・・・ -
ＯＰＥＣ、減産で暫定合意＝削減量は未定
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）は12月６日、ウィーンで総会を開き、原油の生産量を削減することで暫定合意した。ただ、具体的な削減量については交渉が難航。７日にロシアなど非加盟産油国を含めた会合を開催し、最終・・・
