鉱業
-
アブダビ首長国、経済は28年まで堅調＝Ｓ＆Ｐ
米国の金融情報サービス大手Ｓ＆Ｐグローバルは５月27日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国の国内総生産（ＧＤＰ）成長率が今年に2.5％拡大するとの見通しを発表した。非石油部門が好調なほか、石油の・・・ -
アラムコ、北部ガス田にＢＥＳＳ＝フロー電池
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、北部ワードアルシャマル（Wa’ad Al-Shamal）のガス田に容量１メガワット時のバッテリーエネルギー貯蔵システム（ＢＥＳＳ）を導入したと発表した。バ・・・ -
ナイジェリア、リチウム事業推進＝中国資本で
ナイジェリアのアラケ固体鉱物開発相は５月25日、複数のリチウム加工プロジェクトが進行中だと明らかにした。2025年中に国内４カ所でリチウム加工工場が操業を開始する見込みで、いずれも中国企業が出資してい・・・ -
ＡＤＮＯＣ、国内製造12社と契約＝国産化促進へ
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は５月21日、ＵＡＥの企業12社とケーブルや圧力容器など重要産業機器の製造に向けた長期枠組み契約を結んだと発表した。契約総額・・・ -
仏オラノ、ニジェールのウラン資産売却を検討
フランスの核燃料サイクル会社オラノ（旧ニューアレバ）は、ニジェールのウラン資産の売却を検討しているようだ。クーデターで発足した軍事政権との関係が破綻したため。関係者の話を元に、フィナンシャル・タイムズ・・・ -
米・ＵＡＥ間で２千億ドルの契約＝ＡＩ協定も
米国のトランプ大統領は５月15日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の首都アブダビを訪問した。ホワイトハウスによると、両国間で総額2,000億ドル超の契約が決まったほか、アブダビに米国外で最大となるデータセン・・・ -
ヴァーレ、オマーン事業の脱炭素化推進
ブラジルの資源大手ヴァーレ（Vale）は、オマーンの国営石油会社ＯＱの子会社ＯＱオルタナティブ・エナジー（ＯＱＡＥ）から、オマーン事業向けに再生可能エネルギーの供給を受けることで合意した。ヴァーレの脱・・・ -
ＩＥＡ「４月以降は石油需要の伸び鈍化へ」
国際エネルギー機関（ＩＥＡ）は５月15日に公表した月報で、４～12月の世界の石油需要は日量65万バレル増の水準で推移するとの見通しを示した。第１四半期（１～３月）は日量99万バレル増えていたが、経済の・・・ -
英ハーバー・エナジー、エジプトでガス生産拡大
エジプトガス公社（ＥＧＡＳ）と英国の独立系石油・ガス会社ハーバー（Harbour）・エナジーは、エジプト北部のディスーク（Disouq）天然ガス鉱区で探査・採掘活動を拡大する契約を締結した。コンセッシ・・・ -
ＵＡＥとカザフスタン、総額50億ドルの契約調印
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）とカザフスタンの企業は５月12日、港湾開発や海運、再生可能エネルギー、人工知能（ＡＩ）、データセンターなど幅広い分野で計22件の契約や覚書を締結した。契約総額は50億ドルを超・・・ -
エチオピア、太陽光・鉱物事業に中国社が出資
エチオピア政府は、太陽光電池の製造と重要鉱物の探査・採掘事業で、中国を中心とする複数企業から総額17億5,000万ドルの投資を受ける見通しだ。同国の財務省の発表として、ロイター通信などが５月14日伝え・・・ -
シバニェ、リチウム開発コスト予想引き上げ
南アフリカの鉱山大手シバニェ・スティルウォーターは５月９日、フィンランドのリチウム開発プロジェクトのコストが７億8,300万ユーロに上るとの見通しを明らかにした。規制関連の要件が増えたこととプロジェク・・・ -
ＯＰＥＣプラス有志国、11月に自主減産終了も
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は増産のペースを加速させるもようだ。サウジが原油価格の下支えから市場シェア拡大へと方針を転換したことが背景にあるとみられ、・・・ -
オマーン、アルジェリアと３億ドルの投資基金
オマーン投資庁（ＯＩＡ）は５月５日、アルジェリア財務省と１億1,540万オマーン・リアル（約３億ドル）の投資基金を設立する覚書を交わした。食料安全保障や医薬品、鉱物資源開発などの共同プロジェクトに資金・・・ -
米仏テクニップ、カタールＬＮＧ事業で設計受注
仏米資本の油田設備・エンジニアリング大手テクニップＦＭＣ傘下のテクニップ・エナジーズは４月28日、カタールの国営石油カタールエナジー（旧カタール・ペトロリアム）がペルシャ湾のノースフィールド・ガス田で・・・ -
サウジアラムコ、石油・ガス鉱床14カ所を発見
サウジアラビアのエネルギー省は４月９日、国営石油会社サウジアラムコが東部州とルブアルハリ砂漠で小規模な石油・ガス田と貯留層を合わせて14カ所発見したと発表した。 このち油田６カ所と貯留層２カ所では合わ・・・ -
アラムコ、シノペックとの石油化学事業拡大
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは４月９日、中国石油最大手の中国石油化工集団（シノペック）との合弁事業ヤンブー・アラムコ・シノペック・リファイニング・カンパニー（ＹＡＳＲＥＦ）の石油化学コン・・・ -
エジプトなど、トランプ関税を商機に転換も
米国のトランプ政権による「相互関税」を巡り、アフリカではエジプトやモロッコ、ケニアなどが上乗せ分を免れ、税率は最低の10％となった。これらの国では、市場シェアを拡大する機会になるとの期待が高まっている・・・ -
サウジ、アジア向け原油価格を大幅値下げ＝５月
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは４月６日、主力製品であるアラブ・ライト原油の５月積みアジア向け公式販売価格（ＯＳＰ）を１バレル当たり2.3ドル引き下げた。値下げは２カ月連続。原油相場の急落・・・ -
ＯＰＥＣ増産で原油価格下落＝関税に追い打ち
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）とロシアなど非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は４月３日、自主減産を続けてきたサウジアラビアなど有志８カ国が５月から日量41万1,000バレルの増産を行うと発表した。こ・・・
