外交
-
エジプトの製薬ジプトファーマ、米同業と提携
エジプトの製薬会社ジプトファーマ（Gypto Pharma）は４月29日、米国拠点の同業ダワ・ファーマシューティカルズ（Dawah Pharmaceuticals）と戦略的提携を結んだと発表した。調印・・・ -
クウェートＰＩＣ、中国万華化学の株式25％取得
クウェート石油公社（ＫＰＣ）の石油化学子会社ＰＩＣは、中国・万華化学集団と合弁会社を設立すると発表した。この合意に基づき、ＰＩＣは万華化学の株式25％を取得する。取引額は６億3,800万ドルで、手続き・・・ -
パレスチナのアッバス議長「後継者」を指名
パレスチナ自治政府を率いるパレスチナ解放機構（ＰＬＯ）のアッバス議長は４月26日、副議長に自らの側近のフセイン・シェイフ氏を指名した。現在89歳のアッバス議長にとっては、実質的な後継者を選んだ形。ロイ・・・ -
サウジとカタール、シリアの世銀債務を肩代わり
サウジアラビアとカタールは４月27日、シリアの世界銀行への債務約1,500万ドルを肩代わりすると発表した。債務の返済により国際金融機関などからの信頼を回復し、同国の経済復興を支援する狙いがある。 シリ・・・ -
米政府、サウジに１千億ドル超の兵器売却も
米国のトランプ政権が、サウジアラビアに1,000億ドル超の兵器売却を検討していることが明らかになった。トランプ氏は大統領１期目からサウジとの防衛関係を重要視しており、安全保障上の強力なパートナーとして・・・ -
サウジ企業、南アへの投資加速＝関係強化
サウジアラビア企業による南アフリカへの投資が加速している。両国は近年、経済面での連携を拡大しており、過去１年だけでも数十億ドル規模の契約が締結された。資源が豊富でコストや治安の面でも比較的ビジネス環境・・・ -
第73回：トランプ2.0と中東＝1.0との違いと注目点
第２次トランプ政権の発足からはや３カ月。トランプ大統領による関税引き上げで世界は混乱の最中にあるが、４月には米国とイランとの間接交渉が再開されるなど、中東ではポジティブな動きも見られた。（増野伊登＝三・・・ -
ケニア大統領が訪中＝10億ドル規模の投資協定
ケニアのルト大統領は４月24日、中国・北京で同国の習近平国家主席と会談した。両首脳は、経済面での協力強化に向け両国関係を「格上げ」すると宣言。さまざまな分野で、総額10億ドル規模の投資協定を結んだ。ト・・・ -
サウジとインド、製油所建設で合意＝首脳会談
サウジアラビアのムハンマド皇太子は４月22日、西部ジッダでインドのモディ首相と会談し、エネルギーや防衛、観光・文化など多様な分野で協力を強化することで合意した。両国は合わせて、共同でインドに２つの製油・・・ -
トランプ米大統領、中東３カ国歴訪へ＝５月中旬
米国のトランプ大統領は５月13～16日に、サウジアラビアとカタール、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）を訪問する。トランプ氏は、４月26日に行われるローマ教皇フランシスコの葬儀に参列するためバチカンを訪問する・・・ -
カタールとロシア、20億ドルを共同投資
カタールとロシアは、両国の共同投資プラットフォームにそれぞれ10億ドルを新たに投入し、総額20億ドルを追加拠出することで合意した。カタールのタミム首長とロシアのプーチン大統領は、モスクワでの首脳会談で・・・ -
ＥＵと英、スーダン追加支援＝衝突から２年
欧州委員会は、内戦が続くスーダンの支援に欧州連合（ＥＵ）から５億2,200万ユーロを拠出すると発表した。英国も人道支援として１億2,000万ポンドを拠出する。スーダンでは４月15日、正規軍と軍事組織「・・・ -
カタール、インドネシアと合弁でファンド設立
カタール投資庁（ＱＩＡ）は、インドネシア政府系投資会社のダヤ・アナガタ・ヌサンタラ投資運用庁（ＢＰＩダナンタラ）と合弁で、40億ドル規模のファンドを設立すると発表した。両国がそれぞれ20億ドルを出資し・・・ -
カタール、エジプトに75億ドル投資へ＝首脳会談
エジプトのシシ大統領は４月14日、カタールの首都ドーハで同国のタミム首長と会談し、引き続き経済関係を強化していくことで合意した。投資の期間や詳細は明らかにされていないが、共同声明では、カタールがエジプ・・・ -
シリアの世銀負債、サウジが肩代わりか
サウジアラビアは、シリアが抱える世界銀行からの負債を肩代わりして返済する計画のようだ。アサド政権の崩壊後、国家の再建を進めるシリアにとって、サウジが初めての資金提供国となる見込み。事情に詳しい関係者３・・・ -
サウジ、米国と原子力・エネルギー分野で協力へ
サウジアラビアのエネルギー省は４月13日、民生用原子力技術を含めたエネルギー分野で米国と協力すると発表した。今年中にも正式な覚書を締結し、詳細を発表する予定だ。２国間原子力協定（通称「123協定」）の・・・ -
米イラン、核開発巡り「建設的」対話＝再協議へ
米国とイランは４月12日、オマーンの首都マスカットでイランの核開発問題を巡る高官協議を実施した。対話の大半はオマーンのバドル外相を介しての「間接協議」だったが、終了後には米国のウィトコフ中東担当特使と・・・ -
ＵＡＥとＥＵ、ＦＴＡ交渉の開始で合意
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）のムハンマド大統領は４月10日、欧州連合（ＥＵ）と自由貿易協定（ＦＴＡ）の交渉を開始することで合意したと発表した。米国による関税政策の影響で世界経済が混乱する中、連携強化を通・・・ -
シリアと韓国、国交樹立＝アサド政権崩壊受け
韓国外務省は４月11日、シリアと国交を樹立したと発表した。昨年12月のアサド政権崩壊を受け、両国は外交関係の構築に向けた協議を進めていた。アハマド・シャラア（通称ジャウラニ）暫定大統領は、シリアの復興・・・ -
南ア、自動車業界へ支援拡大検討か＝米関税受け
南アフリカのタウ貿易・産業・競争相は４月10日、国内の自動車メーカーに対する追加の優遇措置を検討していると述べた。トランプ米政権による自動車関税の影響を軽減するためだという。現地メディアの報道を元に、・・・
