経済
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イスラム法学者、ビットコインの禁止勧告
エジプトのムフティー（イスラム法学者のリーダー）は２日、仮想通貨「ビットコイン」の売買および貸借を禁止する旨のファトワー（イスラム法学に基づく勧告）を発令した。中銀のエジプト中央銀行（ＣＢＥ）などの監・・・ -
第31回：2018年中東・アフリカ経済10大展望
当コラムの第13回（2017年１月５日付第30号）では昨年の中東・アフリカ経済の10大展望を示し、前回（同年12月７日付第78号）はそれをレビューする格好で2017年を回顧した。今年も同様の作業を行う・・・ -
年始特集：核合意によるイラン経済の変化と今後
核合意に基づくイランの制裁解除から２年近くが経過した。この間のイラン経済は、原油の生産・輸出に顕著な変化が見られたが、全体的な恩恵を実感できる状況にはなっていない。米国の一次制裁を懸念する外国金融機関・・・ -
トルコ製造業景況感、過去５カ月で最低
トルコ中央銀行によると、2017年12月の製造業景況感指数（季節要因調整済み）は109.2ポイントとなり、前月から0.6ポイント低下した。「楽観」と「悲観」の境目となる100ポイントを引き続き超えて・・・ -
サウジとＵＡＥ、ＶＡＴ導入
サウジアラビアとアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は１月１日、５％のＶＡＴ（付加価値税）を導入した。湾岸協力会議（ＧＣＣ）加盟国としては初で、初年度はサウジが94億ドル、ＵＡＥが33億ドルの税収増をそれぞれ見・・・ -
トルコ政府、ワクフバンクの58％株取得
トルコ財務省は、首相府傘下の財団総局が保有する大手銀行ワクフバンク（Vakifbank）の株式58.45％を取得する方針だ。官報を元に、ロイター通信などが伝えた。 政府は１株当たりの購入価格を３つの・・・ -
サウジ経済、第３四半期は0.4％縮小
サウジアラビア中央統計局は、2017年第３四半期（７～９月）の実質国内総生産（ＧＤＰ、速報値）が前年同期比0.4％縮小したと発表した。第２四半期のマイナス１％から落ち込み幅が縮小したものの、引き続きリ・・・ -
トルコの企業景況感、12月は悪化
トルコ統計局（ＴＵＩＫ）は、2017年12月の企業景況感指数（季節要因調整済み）が95ポイントとなり、前月から2.9ポイント低下したと発表した。同年２月以降で最低を記録している。 分野別に見ると、小売・・・ -
トルコ、最低賃金を14％引き上げ
トルコ政府は、１月１日付で最低賃金を現在の月額1,404リラ（370ドル）から1,603リラへと約14％引き上げた。ジュリデ・サルエロール労働社会保障相の発表を元に、ロイター通信などが伝えた。 これ・・・ -
ＧＤＰ成長率、第３四半期は4.4％に減速
ケニア国家統計局は12月29日、2017年第３四半期（７～９月）の国内総生産（ＧＤＰ）が前年同期比4.4％拡大したと発表した。伸びは第２四半期の５％からやや減速したほか、１年前の5.6％も下回った。 ・・・ -
ＵＡＥ国民、中国へのビザなし渡航が可能に
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）は、ビザ（査証）なし渡航に関する取り決めで中国政府と合意した。ＵＡＥ国民は2018年１月16日から、通常のパスポートだけで中国に入国でき、毎回最長30日間の滞在が可能となる。・・・ -
オマーン、ＶＡＴ導入を2019年に延期も
オマーンは、2018年初めに予定されていたＶＡＴ（付加価値税）導入を2019年に延期するもようだ。地元メディアの報道を元に、ロイター通信が伝えた。 湾岸協力会議（ＧＣＣ）加盟６カ国は昨年６月、原油価・・・ -
ボツワナ高速鉄道、ジンバブエ線を試験的に再開
ボツワナ高速鉄道（ＢＥＴ）は、北東部フランシスタウン（Francistown）とジンバブエ第２の都市ブラワヨ（Bulawayo）を結ぶ鉄道の運行を試験的に再開すると発表した。同路線の事業の可能性を評価・・・ -
ザンビア、フラッグキャリアの復活を承認
ザンビア政府は、ナショナルフラッグキャリアを復活させる計画を閣議承認した。国内経済の活性化や多角化が目的で、投資額は3,000万ドル。ムシンバ運輸通信相の話として、現地紙タイムズ・オブ・ザンビアが12・・・ -
ＩＭＦ、エジプトへの融資第３弾を承認
国際通貨基金（ＩＭＦ）は12月20日、エジプトに対する120億ドルの拡大信用供与（ＥＦＦ）を通じた３回目の融資を承認したと発表した。これで、同国への融資額は合わせて60億800万ドルとなる。 ＩＭＦ・・・ -
トルコ消費者信頼感、12月は過去１年で最低
トルコ国家統計局（ＴＵＩＫ）は12月21日、12月の消費者信頼感指数が65.1ポイントとなったと発表した。前月から0.1ポイント悪化し、2016年12月以降で最低を記録した。 ＴＵＩＫと中銀のトルコ・・・ -
第19回：政治的民主化プロセス完了後、経済復興を模索するチュニジア
2011年のジャスミン革命以後、困難の中にも政治的民主化プロセスを完了したチュニジアだが、マグレブおよびサハラ以南アフリカ地域におけるテロの脅威や内戦の影響もあり、国内経済復興の遅れが長期化している・・・ -
連邦国民評議会、2018年度予算案を承認
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）の連邦国民評議会は12月19日、2018年度の予算案を承認した。歳出は514億ディルハム（約140億ドル）で、うち半分強を社会開発プログラムに充てる。ガルフニューズが伝えた。・・・ -
ＩＭＦ「イランの経済回復は加速」
国際通貨基金（ＩＭＦ）は12月18日公表したイラン経済に関する最新報告書の中で、欧米諸国の制裁解除以降、経済回復が加速していると評価した。成長は石油以外の分野にも広がっているとする一方、金融システムの・・・ -
サウジ、来年から観光ビザ発給へ
サウジアラビア政府は、来年の第１四半期（１～３月）に観光ビザ（査証）の発給を開始する方針だ。ムハンマド皇太子の主導で脱石油依存に向けた経済改革を進める同国にとって、観光業の開放は経済・社会的に重要な一・・・
