マクロ経済
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ハンガリー、カタールから長期でＬＮＧ調達
ハンガリー政府は、カタールからの液化天然ガス（ＬＮＧ）の輸入について、2026年以降に始まる長期契約とすることで合意した。ドーハを訪れているシーヤールトー外務貿易相が２月１日、明らかにした。 シーヤー・・・ -
第60回：ガザ情勢、紛争の拡大に危機感募らせる中東諸国
これまでガザでの戦闘が周辺国を巻き込む「地域紛争」へと拡大するリスクは低いと有識者の多くが分析してきた。中東地域の不安定化は域内諸国も米欧諸国も望んでいないからだ。しかし、イスラエルの最近の動きは制御・・・ -
トルコ貿易収支、12月は赤字縮小
トルコ統計局（ＴＵＩＫ）は１月31日、2023年12月の貿易収支が60億3,900万ドルの入超となったと発表した。輸出が伸びた一方、輸入は減少し、赤字幅は１年前の97億1,300万ドルから縮小している・・・ -
サウジ経済、第４四半期は3.7％縮小＝速報値
サウジアラビア中央統計局は１月31日、2023年第４四半期（10～12月）の実質国内総生産（ＧＤＰ、速報値）が前年同期比3.7％縮小したと発表した。第３四半期のマイナス4.4％から落ち込みが緩和したが・・・ -
伊、アフリカ開発計画を発表＝55億ユーロ投資
イタリアのローマで１月28〜29日、イタリア・アフリカ首脳会議（サミット）が開かれた。同国のメローニ首相は、総額55億ユーロを投じてアフリカの開発を支援する計画を発表。イタリアをアフリカから欧州へのエ・・・ -
ガーナ中銀、政策金利を29％に利下げ
ガーナ銀行（中央銀行）の金融政策委員会（ＭＰＣ）は１月29日、政策金利を１ポイント引き下げ、29％とすることを決めた。インフレ減速を受け、2021年以降で初めての利下げに踏み切った。 アーネスト・アデ・・・ -
スエズ航路利用、船舶会社に圧力＝顧客企業
紅海における商船攻撃で航路が混乱する中、船舶会社が顧客から危険性の高いスエズ運河を通過する航路を利用するよう圧力を受けている。多くの船舶は現在、南アフリカの喜望峰ルートに変更しているが、時間とコストが・・・ -
カタール貿易収支、12月も黒字が大幅縮小
カタール開発計画・統計省は１月29日、2023年12月の貿易収支（速報値）が187億3,200万カタールリヤル（約51億4,000万ドル）の出超となったと発表した。輸入が伸びた半面、輸出が大幅に減少し・・・ -
南ア中銀、8.25％に金利据え置き＝４会合連続
中銀の南アフリカ準備銀行は１月25日、政策金利を8.25％に維持すると発表した。市場予想通り、全会一致での４会合連続の据え置きとなった。インフレの上昇リスクは残っているものの、経済状況に改善が見られる・・・ -
英米の対フーシ派攻撃、24カ国が共同声明
英国やドイツ、米国を含む24カ国は１月23日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する英米両軍の新たな攻撃を巡り、共同声明を発表した。フーシ派が紅海で船舶への攻撃を続けていることを非難し、停止を求め・・・ -
トルコ、スウェーデンのＮＡＴＯ加盟を承認
スウェーデンの北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟が実現に向け一歩進んだ。トルコ議会（一院制、定数600）は１月23日、スウェーデンのＮＡＴＯ加盟を287対55の賛成多数で承認した。これにより、ＮＡＴＯ加・・・ -
ＡＤＮＯＣ、脱炭素化へ投資拡大＝230億ドル
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国のアブダビ国営石油会社（ＡＤＮＯＣ）は１月22日に開いた取締役会で、脱炭素化プロジェクトや低炭素技術に230億ドルを投資することを決めた。従来の計画では2030・・・ -
南ア鉱業生産、11月は2.1％増加
南アフリカ統計局は１月18日、2023年11月の鉱業生産指数（2019年＝100、季節要因調整済み）が96ポイントとなり、前月から2.1％上昇したと発表した。伸びは10月の２％からやや加速した。 11・・・ -
紅海問題、米国頼りの対応はリスクに
紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が相次いでいる問題で、商船保護のために米国の軍事力に頼るのは危険との見方が出ている。フーシ派は単なる海賊ではなく、米国がフーシ派の拠点を攻撃し・・・ -
トルコ、起業家誘致へ「テック・ビザ」導入
トルコで、技術系スタートアップ企業の国内誘致を目的としたビザ（査証）「テック・ビザ」が導入される見通しだ。米国で開かれたイベントでのカチル産業技術相の発言を元に、サバハが１月17日伝えた。 対象や有効・・・ -
第95回：2024年の中東アフリカ経済10大展望
通例にならい年初の本欄では年間の10大展望を示す。展望１～５は確度が比較的高いとみる事項、展望６～10は、確度こそ低いがその重要性に鑑みあえて指摘する事項である。各事項は、実現せずとも、念頭に置いてお・・・ -
運輸業界、空輸に関心＝緊張の紅海回避で
イスラエルとハマスの衝突を受けてイエメンのフーシ派が紅海周辺の船舶への攻撃を続ける中、海運の代替手段として空輸の需要が高まりつつある。紅海と、紅海から続くスエズ運河は、世界全体の船舶輸送の12％を担う・・・ -
ブランドランキング、中東首位はサウジアラムコ
中東で最も価値のあるブランドは、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコ――。英ブランドコンサルティング会社ブランドファイナンスが１月17日発表した最新ランキングで明らかになった。 サウジアラムコは・・・ -
カタールとフランス、ガザ人質に医薬品搬送仲介
イスラエルとハマスは、ガザ地区に拘束されているイスラエル人などの人質約45人に対し、緊急の医薬品などを届けることで合意した。カタールとフランスが仲介した。昨年10月７日に軍事衝突が始まって以降、他国の・・・ -
海運マースク「紅海問題は数カ月続く」
紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が相次いでいる問題を巡り、デンマークの海運大手ＡＰモラー・マースクのビンセント・クラーク最高経営責任者（ＣＥＯ）は１月17日、この影響が少なく・・・
