証券
-
南アやケニア、政策不備で借り入れコスト高
南アフリカとケニア、ナイジェリアは他の新興諸国と比べての借り入れコストが高く、これが開発資金の調達を妨げている――。米信用格付け会社ムーディーズ・レーティングスが９月15日公表した最新リポートで、こう・・・ -
サウジアラムコ、イスラム債発行で30億ドル調達
サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは９月10日、ドル建てイスラム債（スクーク）の発行により総額30億ドルを調達した。同社がドル建て債を発行するのは今年２度目となる。ブルームバーグなどが伝えた。・・・ -
英金融レボリュート、ＵＡＥ事業の原則承認獲得
英国のデジタル銀行レボリュート（Revolut）は９月９日、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で決済サービス事業を行うことを原則として承認されたと発表した。各市場に適したサービスを提供し、世界的に事業を拡大す・・・ -
サウジ、55億ドルのイスラム債発行＝赤字補填
サウジアラビア政府は９月２日、ドル建てイスラム債（スクーク）の発行により総額55億ドルを調達した。経済の多角化に向けた巨大プロジェクトへの投資が続く中、今年の国債発行額は過去最高水準に達しているが、需・・・ -
住友化学とアラムコ、石化合弁の増資引き受け
住友化学は９月１日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの石油化学合弁会社ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー（ペトロ・ラービグ）への資金拠出計画について、同社の増資を・・・ -
サウジＰＩＦ、米国での出資引き上げ
サウジアラビアの政府系基金パブリック・インベストメント・ファンド（ＰＩＦ）は、第２四半期（４～６月）までに、米国での出資額を約206億ドルから238億ドルへ引き上げた。同社が米国証券取引委員会（ＳＥＣ・・・ -
ＴＩＣＡＤ９が閉幕＝横浜宣言を採択
アフリカ49カ国が参加した第９回アフリカ開発会議（ＴＩＣＡＤ９）が８月22日に閉幕し、横浜宣言「革新的解決の共創、アフリカと共に」を採択した。石破首相はＴＩＣＡＤ９を通じ、アフリカ各国首脳や地域機関・・・・ -
Ｓ＆Ｐ、ケニアを格上げ＝流動性リスク緩和で
米国の信用格付け会社スタンダード＆プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は８月22日、ケニアの格付けを「Ｂマイナス」から「Ｂ」へ１段階引き上げた。力強い輸出収入などが外貨準備高を強化し、対外不均衡の拡大圧力を緩和している・・・ -
ナイジェリア、27年までに経済成長率７％に
ナイジェリアのティヌブ大統領は８月13日の閣議で、国内総生産（ＧＤＰ）成長率を2027年までに７％に引き上げる新たな目標を打ち出した。30年までに経済規模を現在の４倍に拡大し、貧困を解消するとしている・・・ -
ノルウェー政府基金、イスラエル資産を売却
ノルウェー政府年金基金を運営するノルウェー中央銀行投資運用局（ＮＢＩＭ）は８月11日、イスラエル資産を一部売却し、同国への投資を手がける外部の資産運用会社との全契約を解除したと発表した。パレスチナ自治・・・ -
アブダビ企業、投資利益連動型の報酬導入の動き
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビ首長国の政府系ファンド（ＳＷＦ）の間で、米国のプライベートエクイティ（ＰＥ）企業に一般的な「キャリード・インタレスト（キャリー）」と呼ばれる報酬制度を導入する動きが出・・・ -
第113回：イスラム債市場の世界的なトレンド
成長を続けるイスラム金融市場の中でも、イスラム債（スクーク）は資金調達・運用の手段として重要な金融商品である。その長期的なトレンドを簡単に振り返りつつ、近年の変化点について触れる。（吉田悦章＝同志社大・・・ -
ＡＭＥＡパワー、モロッコ淡水化事業に参画
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ドバイ首長国の再生可能エネルギー発電会社ＡＭＥＡパワーは８月１日、モロッコ南西部アガディール（Agadir）で進められている同国最大の淡水化プロジェクトの第２期に出資すると発・・・ -
サイバーアーク、米同業大手パロアルトが買収
米国のサイバーセキュリティー大手パロアルトネットワークスは７月30日、イスラエルの同業サイバーアークを買収することで合意したと発表した。取引額は約250億ドル。人工知能（ＡＩ）を利用したサイバー攻撃へ・・・ -
サウジ株式市場が失速＝原油価格と債務に懸念
サウジアラビアの株式市場が、2025年に入り失速している。サウジ証券取引所（タダウル）全株指数（ＴＡＳＩ）は９％余り下落し、新規株式公開（ＩＰＯ）のペースも過去２年と比較して低調だ。背景には、原油価格・・・ -
ＡＣＷＡパワー、19億ドルの増資完了
サウジアラビアの電力会社ＡＣＷＡパワーは７月27日、71億2,500万サウジ・リヤル（約19億ドル）の増資を完了したと発表した。調達した資金は事業拡大に充てる。 増資は新株予約権の全株主均等無償割当（・・・ -
エジプト政府、40億ドルの外債を発行へ
エジプトは今後１年間で、40億ドルの国際債を発行する計画だ。中東情勢の悪化などを受けて経済危機に陥った同国は多額の負債を抱えており、歳入の多くを利払いに費やしている。そのため資金調達源を多様化すること・・・ -
中東の富裕層ファンド、対中投資の拡大に意欲
中東の富裕層ファンドの約６割が、今後５年で中国への投資を増やす意向を示している。中国のイノベーション分野に対する信頼の高まりが反映された形だ。米投資会社インベスコ（Invesco）が公表したリポートで・・・ -
サウジの環境債発行額、上半期は25％増加
サウジアラビアの上半期（１～６月）のグリーン・ソーシャル・サステナビリティー・持続可能性リンク債（ＧＳＳＳ）発行額は、前年同期比25％増の62億5,000万ドルとなった。脱石油依存に向けた長期経済計画・・・ -
イスラエルの株価が好調＝経済大国化への期待
中東情勢の悪化にもかかわらず、イスラエルの株式市場は好調に推移している。2023年10月にパレスチナ自治区ガザで戦闘が始まった直後は打撃を受けたものの、株価は４週間で回復し、株式市場はこれまでにドル換・・・
