小池 純司
筆者紹介
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第８回：金融機関の投融資対象としてのアフリカ市場の有望度
アフリカでは多くの金融機関が積極的に投資を行っている。今回は、新興国における世界最大規模のプライベートエクイティ（ＰＥ）ファンドである国際金融公社（ＩＦＣ）の拠点と投融資実績に注目し、投融資対象の選定・・・ -
第７回：アフリカビジネスの先進企業事例（フランス：シュナイダー・エレクトリック）
フランス電機大手シュナイダー・エレクトリックは、ソケットやスイッチ類から変圧器、前払い電力メーターの製造・販売、ＥＭＳ（エネルギー・マネジメント・システム）まで幅広いビジネスを展開している。現地拠点は・・・ -
第６回：アフリカビジネスの先進企業事例（中国：海信電器）
中国の電機大手、海信電器は、アフリカで「ハイセンス」ブランドの家電製品・業務用電気製品などを製造・販売している。同社の特徴は、「GtoG戦略」と呼ばれる質・サービス・価格（great quality、・・・ -
第５回：アフリカビジネスの先進企業事例（米国：ゼネラル・エレクトリック）
米複合企業ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）のアフリカ進出は100年以上前にさかのぼり、売上高は既に年間30億ドルを超える。同社はさらに、向こう数年でこれを倍増する計画だ。本稿ではＧＥの事業展開方法を分・・・ -
第４回：アフリカビジネスの先行企業事例（１）インド：バジャジ・オート
インドはアフリカへの近接性、また社会経済環境の類似性により、アフリカ市場への足掛かりとして最も可能性を持つエリアの1つである。本稿では、アフリカ市場に進出するインド企業の先行的な事例として、二輪車大手・・・ -
第３回：安全面と事業環境から見るアフリカ市場のリスク
アフリカ市場は54カ国から成る巨大市場だ。リスクが高い国・低い国、市場が未成熟な国・成熟してきている国が混在しているため、一体どのようにアフリカ市場を捉えたらよいのか分からず、結局手付かずのままになっ・・・ -
第２回：アフリカでの進出先有望国の選定方法
通常、日本企業が多くの国の中から進出すべき国を選ぶ際のスクリーニング指標として使用されるのは、人口や１人当たり国内総生産（ＧＤＰ）である。例えば消費財・食品業界のある企業は、１人当たりＧＤＰが3,00・・・ -
第１回：変貌するアフリカの投資環境＝資源大陸のその先へ
かつてアフリカといえば飢饉や紛争の「暗黒大陸」というイメージを持たれていた。だが、現在の姿は大きく変貌を遂げている。アフリカは2000年代、資源価格の高騰を背景に年平均５％の経済成長率を達成し、「資源・・・
