第58回:マリ国連PKO撤退で深まるサヘルと欧州の危機懸念

西アフリカのマリで10年継続してきた国連の平和維持活動(PKO)「国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)」が今年末で完全撤退する。過激派掃討後の治安維持にあたってきたMINUSMAの撤退が過激派の活性化につながるのは必至で、PKO部隊の撤収が進むにつれ、早くもイスラム過激派の活発化が表

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