第4回:米・イラン関係の鍵を握るカタール

1980年の断交から、40年以上にわたり修復と悪化の繰り返しを続ける米・イラン関係。直近の国連総会では、イランのライシ大統領が米国批判を公然と行い、同国が核合意から離脱して以降は特に関係性が悪化している。一方で、この演説が行われる前日、両国が拘束していた囚人の交換が実現した。この困難な交渉の仲介役を

中東・アフリカ新時代