第78回:トルコを軸にウクライナ事変を読む

収束の気配さえうかがわれず、長期化も懸念されるロシアのウクライナ侵攻。前回の本欄(2022年3月17日付)でもこのテーマを論じたが、今回はやや切り口を変えて、両国の仲介に意欲を見せるトルコを中心とした見方から今後の行方を論じてみたい。 既に広く報じられているとおり、エルドアン大統領の強力な意向の下で

中東・アフリカ ビジネスウォッチャー