第76回:最近のペルシャ湾両岸対立の再構成
年末年始を跨ぎ、ペルシャ湾を挟んだアラブ諸国とイランの関係(以下「両岸関係」)には、これまでとは様相を異にした部分がうかがわれる。最近の事象を振り返りながら、古くて新しい両岸関係の基本構図を改めて整理してみたい。
現在につながる両岸関係の発端を、2018年5月8日に求めることは不自然ではない。同日、
中東・アフリカ ビジネスウォッチャー
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