- 2023/09/07(木)
- MEA | 中東情勢のビジネス講座 |
サウジアラビアが、国内初となる原子力発電所の建設に関する入札手続きを進めている。関係筋の情報によると、ロシア、中国、韓国、フランスなどの企業による応札が見込まれ、2023年10月末がサウジ政府の提案依頼書(RFP)に対する回答期限に設定されているという。気になるのは米国の動向だ。サウジは、イスラエルとの国交正常化の見返りとして、米国に民生用核開発への支援を求めているとされるが、バイデン政権が応じるかは不透明だ。(増野伊登=三井物産戦略研究所)
