第20回:サウジにおける地域統括拠点の誘致施策=規制とインセンティブの内容

  • 2022/09/01(木)

サウジアラビア政府は2021年2月、24年1月から地域統括拠点(RHQ)をサウジ国外に持つ外国企業と事業契約を結ばない方針を決めたと発表した。中東に進出する多くの外国企業は、同国における政府調達を収益の柱に据えており、この発表が行われた当時、多数の業界に衝撃が走った。また、これまで多くの中東進出企業はRHQをアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに設置しており、同施策を通じて、実質的にドバイから外国企業を奪おうとする方針を打ち出したサウジ政府に対して、驚きを隠さない専門家も多く存在していた。その発表から1年半が経ち、ようやく規制内容の全容が見えてきたことから、本稿では、サウジにおけるRHQ関連の施策に関して、筆者の所感を交えつつ解説を行う。(石橋哲也=ksnコーポレーション コンサルティング事業部長)

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