- 2022/02/07(月)
- エジプト | マクロ・統計・その他経済 |
エジプト政府は今年、国営企業10社を国内で上場させる計画だ。外国投資の誘致やエジプト市場の魅力を向上させる取り組みの一環で、新規株式公開(IPO)かセカンダリー上場の形を取るという。マイート財務相の発表を元に、アラブ・ニュースなどが伝えた。
政府は2018年、国営企業23社の少数株をエジプト証券取引所(EGX)で売却する方針を発表。2年~2年半で総額800億エジプトポンド(50億ドル)の調達を目指し、これにはカイロ銀行や製油会社ミドルイースト・オイル・リファイニング(MIDOR)、エンジニアリング会社エンピ(Enppi)、保険会社ミスル(Misr)・インシュアランスなどが含まれていた。しかし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、計画が滞っていた。