第69回:イラン・サウジ関係再訪:接触報道を踏まえて

  • 2021/06/03(木)

サウジアラビアがイランに対して断交を宣言してから5年が経過した今になって、両者の公式な接触を両国外務省が公式に認めた。彼ら自身が言うように、現時点で今後どうなるかを見通すのは時期尚早だが、その材料とする意味も含めて両国間関係の要点を振り返る。
両国の断交は、シーア派高職位者を処刑したサウジに抗議したイラン人が、テヘランのサウジ大使館を襲撃したことに端を発し、翌2016年1月3日、サウジ側が断交を宣言したことで実行された。日本のメディアには、宗派対立の激化との論調であおるところもあり、われわれはペルシャ湾の両岸における緊張関係の高まりを実感した。

関連記事

ページ上部へ戻る