第60回:レバノンにおける為替暴落とその含意

  • 2020/07/09(木)

レバノンで為替の下落が止まらない。同国の状況については今年1月23日付本欄でも触れたが、その後3月の政府によるデフォルト(債務不履行)を経てこうした事態に至っている。われわれは、この事例から何を学ぶべきだろうか。
国際金融界において、レバノンと言えば今年3月に国債のデフォルトが発生した国との印象が強い。世界的コロナ不況期にあって、アルゼンチン、エクアドルとともにデフォルトに陥ったが、それらの理由はコロナ禍というショック要因よりは、上記本欄でも言及したような政府による財政管理の甘さという構造問題による部分が大きい。

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