第46回:ケニアで多雨、経済への影響は

  • 2020/03/26(木)

東アフリカで天候不順が続いている。ケニアでは例年、10~12月に小規模な雨期があり、1月には乾期を迎える。しかし今年は特に西部で、3月になっても雨の日が多い。原因の一つが、「インド洋ダイポールモード現象(IOD)」だ。数年に一度、熱帯インド洋の東部で水温が低下、西部で上昇し、対流活動が通常より西に移動することで発生する気候変動現象だ。海洋研究開発機構によれば、IODが発生すると東アフリカでは降水量が多くなり、逆に日本では雨が少なく気温が高くなる傾向になるという。ケニアでは、IODがもたらしている多雨が、人々の生活や経済活動に影響を及ぼしそうだ。(久保唯香=ジェトロ・ナイロビ事務所)

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