第44回:新共通通貨「ECO」導入への期待

  • 2020/01/30(木)

コートジボワールのワタラ大統領は、アビジャンを訪問したフランスのマクロン大統領との共同記者会見(2019年12月21日)にて、西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)の共通通貨であるCFAフランの終了と共通通貨「ECO」への移行を発表した。植民地主義の遺産として批判されてきたCFAフランが終焉(しゅうえん)することを、ワタラ大統領は「西アフリカにとって歴史的な日」と歓迎しており、フランスと旧植民地の西アフリカ諸国との間で今後どのように新たな関係が構築されていくかが注目されている。(尾山裕緒=ジェトロ・アビジャン事務所)

■薄まるフランスの関与

UEMOA8カ国とその他7カ国から形成される西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)には、現在八つの通貨が存在している(下図参照)。ECOWASでは従来から域内共通通貨の導入が協議されており、昨年6月のECOWAS首脳会議(サミット)では同域内でのECO導入が採択されていた。

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