- 2019/11/01(金)
- サウジアラビア | 金融 |
サウジアラビア政府系基金の公共投資基金(PIF)は10月30日、みずほ銀行や三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)など邦銀を含む国際的な金融機関10行と、総額100億ドルの融資契約を締結したと発表した。石油化学大手サウジ基礎産業公社(SABIC)の株式の売却益を受け取るまでのつなぎ融資で、調達資金は投資プログラムの促進などに充てる。
今回の融資契約にはこのほか、三井住友銀行や米バンク・オブ・アメリカ(BOA)、シティグループ、JPモルガン・チェース、仏BNPパリバ、クレディ・アグリコル、英HSBCホールディングス、スタンダード・チャータード銀行が含まれる。PIFはこうした金融機関を「コア・バンキング・グループ」と位置付けている。