世銀、MENAの経済見通しを引き下げ

  • 2019/10/11(金)

世界銀行は10月9日に公表した中東・北アフリカ(MENA)経済に関する最新報告書の中で、MENAの今年の域内総生産(GDP)成長率が0.6%となり、昨年の1.2%から減速するとの見通しを明らかにした。原油価格の低迷や予想を上回るイラン経済の縮小を背景に、4月時点の予測から0.8ポイント下方修正している。
世銀は、MENAの経済見通しは、強まる世界経済への逆風や地政学的な緊張の高まりを中心とした重大な下振れリスクの影響下にあると説明。湾岸協力会議(GCC)諸国については、建設業がけん引する非石油産業の伸びが、イラン経済の縮小による地域の成長の鈍化を一部相殺していると指摘した。2020年のMENAのGDP成長率に関しては、2.6%に加速するとの見方を示し、2021年は2.9%を見込む。

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