第49回:サウジ石油施設攻撃の影響と見通し

  • 2019/10/03(木)

イエメン内戦の当事者の一つ「フーシ派」がサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの石油生産施設を10機のドローン(小型無人機)で攻撃し、大きな打撃を与えてから既に半月が過ぎた。これまでの諸側面への影響や今後の見通しについて、簡潔にまとめてみたい。
2015年以降イエメンにおいて大統領派との内戦を続けるフーシ派が、大統領派を支援するサウジを攻撃するのは今回に始まったことではない。2017年ごろより首都リヤドの王宮や空港をミサイルや無人機で狙う動き(サウジは撃墜して防衛)が見られており、2019年にも、5月と8月にパイプラインや油田設備をドローンで攻撃している。9月14日の攻撃ではその日のうちに、フーシ派から詳細にわたる犯行声明も出ている。

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