イラン、核研究の制限撤廃=合意履行停止第3弾

  • 2019/09/06(金)

イランのロウハニ大統領は9月4日、核合意の履行停止第3弾として、6日からウラン濃縮を加速させる遠心分離機の研究開発(R&D)の制限を全て撤廃すると表明した。イランはかねて欧州の締結国に対し、5日までにイラン産業を米国の制裁から保護する措置を取るよう要求していたが、これがまとまらず、さらなる履行停止に踏み切った格好。ただ、欧州当事国に合意維持に向けてさらに2カ月の猶予を与えると述べ、対話の余地を残している。ロイター通信などが伝えた。
ロウハニ大統領は「さまざまな種類の新たな遠心分離機や、ウラン濃縮の加速に必要なあらゆる手段の研究開発を進める」と明言。その一方で、こうした研究開発は「国連の原子力当局の監視下で平和的に行い、欧州が約束を守れば撤回できる」と述べた。さらに、「欧州側ときょうあすに結果を出す可能性は低い」とした上で、欧州が約束を果たすよう、さらに2カ月を与えるとしている。

関連記事

ページ上部へ戻る