第48回:債務膨張と地域別の特徴

  • 2019/09/05(木)

国際決済銀行(BIS)によれば、2018年末の世界の債務(金融機関除く)は180兆ドルに達し、リーマンショック前の1.6倍となった。世界的な金融緩和により、信用力の低い新興国さえも大規模な借り入れができたことが一因だが、中東・アフリカ諸国の債務の現状はどうか。
 一般に、各国政府が外貨建て国債発行により資金を調達する際には、その国の信用力(大方の場合において、格付けと同じと見てよい)に加え、投資家のスタンスも重要な要因となる。とりわけ、先進国に比べ信用リスクが高い新興国については、投資家がリスクに対し積極的な状況か、消極的なのか地合いなのかにより、資金調達の成否や国債発行の価格が大きく影響される。

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