第47回:TICAD7、実効性ある具体策に期待

  • 2019/08/08(木)

8月28日から3日間、第7回アフリカ開発会議(TICAD7:ティカッド・セブン)が横浜で開催される。1993年の会議発足当初に比べ、アフリカやその他諸国を巡る世界情勢は変化した。月末に控える今回会議のポイントを、日本の相対的な位置付けなども踏まえて論じる。

■「援助から投資へ」軸足移行

まず、TICADの基本をおさらいしておこう。1993年に日本が主導してその第1回が開催されたアフリカの開発についての、日本・アフリカの首脳級による国際会議であり、第5回までは5年ごとに日本で開催されていた。TICADは、Tokyo International Conference on African Developmentの略で、その略称が既にブランドとして浸透しているからか、第4回(2008年)以降の日本開催では東京ではなく横浜が開催地となっているものの、名称に変更はない。前回の第6回(2016年)は、①アフリカ側の要望に基づき初のアフリカ開催(ケニアの首都ナイロビ)、②3年ごとの周期とすることが決定されて最初の会議、という点で、従来との違いが際立った会合であった。

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