クラリアント、SABICとの事業統合頓挫

  • 2019/07/26(金)

スイスの特殊化学大手クラリアントは7月25日、サウジアラビアの石油化学大手サウジ基礎産業公社(SABIC)との機能性材料事業の統合に向けた協議を一時中断すると発表した。両社は昨年9月に同事業の統合に関する覚書(MOU)を締結していたが、現在の市況を考慮して判断したとしている。
クラリアントは今後、中核事業のケアケミカル部門と触媒部門、天然資源部門に注力する方針。顔料事業の売却は当初の予定通り実施する。また、マスターバッチ部門についても売却することを決定した。両事業とも2020年末の取引完了を見込む。売却益は中核事業におけるイノベーションと技術応用への投資に充てる。

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