第37回:スタートアップ拠点の顔持つドバイ

  • 2019/06/27(木)

地域ビジネスのハブとして発展してきたドバイを有するアラブ首長国連邦(UAE)では、脱石油や知識経済への転換を目指しプロジェクトが進行している。再生可能エネルギーや輸送、教育、健康などを注力するイノベーション分野として定め、既に起業家支援やイノベーション促進を目的とした複数の政府ファンドやイニシアチブが始動している。(山本和美=ジェトロ・ドバイ事務所調査担当)

UAEは2010年に長期国家戦略「ビジョン2021」を発表し、2021年までにイノベーション、研究、科学、技術の強化により知識ベースで、生産性・競争力の高い経済の礎を形成することを目標として掲げた。その後、2014年には「イノベーションのための国家戦略」を発表し、注力すべきイノベーション分野として再生可能エネルギー、輸送、教育、健康、水、技術、宇宙という七つを定めた。2015年11月には、これらの分野を中心に知識経済化とイノベーションを促進するために5年間で3,000億ディルハム(820億ドル)の投資を行うと発表した。

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