第35回:アルジェリア進出でトルコ企業の本領発揮

  • 2019/04/25(木)

トルコ企業による国外進出は、ソ連解体後の中央アジア進出などリスクを厭わない積極性で知られていた。アフリカにおいてもエジプトにとどまらずリビア市場開拓で先鞭(せんべん)をつけるなどしたが、トルコにとってのアフリカはアラブ諸国、特に北アフリカ東部に限定される傾向があった。特にフランス語圏は、トルコ人ビジネスマンが不得手なフランス語が障害となり、未開拓という状況が続いていた。2011年に始まったいわゆる「アラブの春』は、アフリカに新市場を求める動きを加速化させ、西アフリカ、サブサハラへの企業進出が見られるようになる。特に海運インフラが整い、人口の多い沿岸部の国々への進出が際立っている。(中島敏博=ジェトロ・イスタンブール事務所調査担当ディレクター)

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