軍事クーデターで大統領解任=30年の圧政に幕

  • 2019/04/15(月)

スーダンのイブンオウフ国防相は4月11日、バシル大統領(75)を解任し、拘束したと発表した。30年間にわたる大統領の強権支配に終止符が打たれた形だ。ただ、国内では軍事クーデターではなく市民主導による政権移行を求めるデモが続いている。ロイター通信などが伝えた。
イブンオウフ国防相は併せて、向こう2年間は自身が率いる軍事評議会を設置して政権を掌握し、その後に大統領選挙を実施する方針を表明。また、3カ月間の非常事態宣言を発令したほか、憲法の停止や国境閉鎖も明らかにした。同相はテレビ演説で、バシル氏は「安全な場所」で拘束されているとした上で、「スーダンは汚職や司法の不在に苦しんできた」と述べ、国家による殺害や暴力が横行したことを国民に謝罪した。なお、バシル氏の具体的な所在については明らかにしていない。

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