第34回:アフリカで一線を画すチュニジアのスタートアップ企業

  • 2019/03/28(木)

バイオ廃棄物で工業的にアメリカ・ミズアブを飼育し、幼虫から魚介類の養殖用飼料や排泄物で天然肥料を開発するネクスト・プロテイン。50カ国の経理システムに対応し、スマホ上で営業経費の領収書が自動経理処理できる8カ国語使用のソフトを開発し、欧州を中心に大手を含め4,000社以上の顧客を持つエクスペンシア(Expensya)。アラブ・アフリカ諸国初の自社ブランド人工知能(AI)搭載移動ロボットを開発・製造・販売するエノバ(Enova)・ロボティクス。AIを駆使した電子商取引(eコマース)データ分析で業界の「ブルームバーグ」を目指すデータボラ(DATAVORA)。これらのスタートアップ企業は、自国エンジニアの力で「科学技術+ICT(情報通信技術)」ベースの製品を作り出し、市場を主にアフリカ外に求める。このような他のアフリカ諸国にはまれなタイプのスタートアップ企業を創出するチュニジア。今回は同国のスタートアップ事情をレポートする。(渡辺レスパード智子=ジェトロ・パリ事務所、アフリカデスク調査担当)

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