第42回:ルワンダへの熱視線とその持続性

  • 2019/02/07(木)

1月7日から4日間、ルワンダのカガメ大統領が来日した。「アフリカの奇跡」とも呼ばれた同国は、近年ビジネス環境を大きく改善させており、アフリカ・ビジネス関係者の間では注目を集め続ける有望国である。その概要の評価や今後の見通しを考えてみよう。
「アフリカの奇跡」と呼ばれた背景には、1990年代半ばに国内における大虐殺事件があり、そこから著しい経済発展を遂げた大きな変貌がある。しかし、今やアフリカ随一のビジネス大国であることから、大虐殺という発射台の低さがなくとも、一つの発展モデルの成功例として大いに賞賛されるべき存在だろう。内陸国である一方、特段の天然資源もなく、人口密度が高いなど、必ずしも経済発展に適した条件に恵まれた国ではないが、カガメ大統領の強力なリーダーシップもあり、短期での経済成長や構造改革を実現し、高い成長率を継続。近年も5~10%で推移している。

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